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CRegKey クラス

更新 : 2007 年 11 月

このクラスには、システム レジストリ内のエントリを操作するためのメソッドが用意されています。

class CRegKey

解説

CRegKey には、レジストリ内のキーや値を作成したり削除したりするためのメソッドが用意されています。レジストリには、システム コンポーネントに関するインストール固有の定義セットが登録されています。たとえば、ソフトウェアのバージョン番号、インストール済みの物理的なハードウェアとその論理的な記述との対応、COM オブジェクトが登録されています。

CRegKey には、指定されたコンピュータのレジストリへのプログラミング インターフェイスが用意されています。たとえば、特定のレジストリ キーを開くには、CRegKey::Open を呼び出します。データ値を取得または変更するには、それぞれ CRegKey::QueryValue または CRegKey::SetValue を呼び出します。キーを閉じるには、CRegKey::Close を呼び出します。

キーを閉じると、そのキーのレジストリ データがハード ディスクに書き込まれます。つまり、ハード ディスクにフラッシュされます。この作業には、数秒かかることがあります。アプリケーションでレジストリ データをハード ディスクに明示的に書き込む必要がある場合は、RegFlushKey Win32 関数を呼び出すことができます。ただし、RegFlushKey は、多くのシステム リソースを必要とするため、必要な場合にだけ呼び出すようにしてください。

xka57xy4.alert_security(ja-jp,VS.90).gifセキュリティに関するメモ :

呼び出し元がレジストリの場所を指定できるメソッドでは、信頼性の低いデータが読み込まれる可能性があります。メソッドが RegQueryValueEx を使用する場合は、この関数が NULL で終わる文字列を明示的に処理しないことを考慮する必要があります。これらの条件については、呼び出し元のコードで確認する必要があります。

必要条件

ヘッダー : atlbase.h

参照

処理手順

DCOM サンプル : COM オブジェクトのリモート呼び出し

参照

Registry Overview

Registry Functions

Registry Value Types

その他の技術情報

CRegKey のメンバ

ATL クラスの概要