Visual Basic コンパイラの新機能
更新 : 2008 年 7 月
このトピックでは、Visual Basic 2008 の新しいコンパイラ オプションとその他のコンパイラの変更点について説明します。
フレンド アセンブリ
Friend とマークされたメンバに、Friend アセンブリとして識別されるその他のアセンブリからアクセスできるようになりました。InternalsVisibleToAttribute 属性を使用して、任意のアセンブリに対して 1 つまたは複数の Friend アセンブリを識別します。これは、署名付きアセンブリと署名なしのアセンブリの両方に適用されます。詳細については、「フレンド アセンブリ (Visual Basic)」を参照してください。
新しいコマンド ライン オプション
Visual Basic 2008 には、2 つの新しいコンパイラ オプションが追加されています。
/optioninfer オプションは、変数の宣言に対するローカル型の推定を有効にします。詳細については、「ローカル型の推論」を参照してください。
/moduleassemblyname オプションは、モジュールが含まれるアセンブリの名前を指定します。詳細については、「フレンド アセンブリ (Visual Basic)」を参照してください。
厳密でないデリゲート変換
厳密でないデリゲート変換により、シグネチャが同じでない場合でも、Sub や関数をデリゲートやハンドラに割り当てることができます。この変更により、メソッド呼び出しの中で認められているバインディングに合わせて、デリゲートへのバインディングを統一できるようになります。詳細については、「厳密でないデリゲート変換」を参照してください。
参照
概念
履歴の変更
日付 |
履歴 |
理由 |
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2008 年 7 月 |
厳密でないデリゲート変換に関するセクションを追加。 |
情報の拡充 |