複数言語へのウィザードのローカライズ
更新 : 2007 年 11 月
Visual Studio でサポートされているすべての言語でウィザードを作成できます。既定では、Visual Studio をインストールすると、レジストリからロケールが識別され、そのロケールに対応する適切なテンプレートが指定されます。
Visual Studio では、言語 ID を使用して、ウィザードが必要とする言語サポートを識別します。既定では、言語 ID はレジストリ エントリ HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\VisualStudio\7.0\General\UILanguage の 10 進値に設定されています。ウィザードで言語エントリを検出できない場合は、既定の英語 (1033) になります。
メモ : |
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言語に対応する 10 進値の一覧については、「ウィザードでサポートされるその他の言語」を参照してください。 |
言語 ID は、HTML ファイルとテンプレート ファイルがあるパスの .vsz ファイルに、カスタム パラメータとして指定されます。
.htm ファイルを用意する言語ごとにパスを指定する必要があります。
使用例
英語 (1033)、日本語 (1041)、およびドイツ語 (1031) の HTML を用意する場合は、.vsz ファイルに次のカスタム パラメータを設定します。
Param="START_PATH\HTML\1033"
Param="START_PATH\HTML\1041"
Param="START_PATH\HTML\1031"
Param="START_PATH\Templates\1033"
Param="START_PATH\Templates\1041"
Param="START_PATH\Templates\1031"
これらのカスタム パラメータを設定すると、ウィザードのディレクトリ構造は次のようになります。
MyWizard1
HTML
1033
default.htm
myEnglishHTML.htm
1041
default.htm
myJapaneseHTML.htm
1031
default.htm
myGermanHTML.htm
Templates
1033
stdafx.h
stdafx.cpp
1041
stdafx.h
stdafx.cpp
1031
stdafx.h
stdafx.cpp
Images
HtmlPage1.bmp
HtmlPage2.jpg
Scripts
Default.js