CRecentFileList クラス
更新 : 2007 年 11 月
このトピックは、Visual Studio 2005 SP1 に合わせて更新されています。
MRU ファイル リストのコントロールをサポートします。
class CRecentFileList
解説
MRU ファイル リストへのファイルの追加または削除、レジストリまたは .INI ファイルからのファイル リストの読み出し、レジストリまたは .INI ファイルへのファイル リストの書き込みにより、MRU ファイル リストの表示メニューを更新できます。
MRU ファイルリストのメニュー項目の詳細については、以下の説明を参照してください。
- サポート技術情報の「「HOWTO: Add Command Handlers for MRU Menu Items in MFC Application (Q243751)」。
必要条件
ヘッダー : afxadv.h
スマート デバイス開発者のためのメモ
このセクションは、Visual Studio 2005 SP1 に合わせて更新されています。
Visual Studio 2005 SP1 以降では、このクラスがスマート デバイス プロジェクトでサポートされます。
ドキュメント/ビュー アーキテクチャが採用されたスマート デバイス プロジェクトで CRecentFileList を使用するには、ヘッダー ファイル MRUMacros.h に定義されているマクロを利用する必要があります。
CRecentFileList を使用するには、MFC デバイス アプリケーション ウィザードによって生成される各種のファイルに対し、次の変更を行います。
<ProjectName>Doc.h ファイル
先頭に #include "MRUMacros.h" を追加してヘッダー ファイルをインクルードします。
DECLARE_MRU_DOC_SUPPORT(C<ProjectName>Doc) マクロを C<ProjectName> クラスに追加します。
<ProjectName>.h ファイル
先頭に #include "MRUMacros.h" を追加してヘッダー ファイルをインクルードします。
<ProjectName>App クラスに、マクロ DECLARE_MRU_APP_SUPPORT(C<ProjectName>App) マクロを追加します。
<ProjectName>.cpp ファイル
C<ProjectName>App クラスのコンストラクタに MRU_INIT() マクロを追加します。
C<ProjectName>App クラスのデストラクタに MRU_DESTROY() マクロを追加します。
最後に IMPLEMENT_MRU_APP_SUPPORT(C<ProjectName>App,CWinApp) マクロを追加します。
BEGIN_MESSAGE_MAP(C<ProjectName>App, CWinApp) と END_MESSAGE_MAP() の間に MRU_MESSAGE_MAP_ENTRIES(C<ProjectName>App) マクロを追加します。