DHTML コントロールに対する ATL のサポート

更新 : 2007 年 11 月

ATL を使用すると、ダイナミック HTML (DHTML: Dynamic HTML) の機能を持つコントロールを作成できます。ATL DHTML コントロールは、次の処理を行います。

• WebBrowser コントロールの管理

• HTML による、DHTML コントロールのユーザー インターフェイス (UI : User Interface) の指定

• WebBrowser のインターフェイス IWebBrowser2 による WebBrowser オブジェクトおよびそのメソッドへのアクセス

• C++ コードと HTML との通信の管理

DHTML コントロールは、ほかの ATL コントロールに似ていますが、DHTML コントロールには追加のディスパッチ インターフェイスがあります。既定の DHTML プロジェクトで用意されているインターフェイスについては、「DHTML コントロール プロジェクトの要素の識別」の図を参照してください。

ATL DHTML コントロールは、Web ブラウザまたは他のコンテナ (ActiveX コントロール テスト コンテナなど) で表示できます。

このセクションの内容

• DHTML コントロール プロジェクトの要素の識別
  DHTML コントロール オブジェクトの要素について説明します。

• DHTML からの C++ コードの呼び出し
  DHTML コントロールでの C++ コードの呼び出しの例を示します。

• ATL DHTML コントロールの作成
  DHTML コントロールの作成手順を示します。

• ATL DHTML コントロールのテスト
  DHTML コントロールの内部プロジェクトのビルドとテストの方法を示します。

• ATL DHTML コントロールの変更
  コントロールへの機能の追加方法を示します。

• 変更した ATL DHTML コントロールのテスト
  コントロールに追加された機能のビルドとテストの方法を示します。

関連するセクション

• ATL
  Active Template Library を使用したプログラミングの概念を説明するトピックへのリンクを示します。