CDaoDatabase::CDaoDatabase
更新 : 2007 年 11 月
CDaoDatabase オブジェクトを構築します。
CDaoDatabase(
CDaoWorkspace* pWorkspace = NULL
);
パラメータ
- pWorkspace
新しいデータベース オブジェクトを持つ CDaoWorkspace オブジェクトへのポインタ。既定値 NULL が渡されると、コンストラクタは既定の DAO ワークスペースを使う一時的な CDaoWorkspace オブジェクトを作成します。m_pWorkspace データ メンバを使って、ワークスペース オブジェクトのポインタを取得できます。
解説
オブジェクトの構築後、新しい Microsoft Jet (.MDB) データベースを作成するときは、このオブジェクトの Create メンバ関数を呼び出します。既存のデータベースを開くときは、オブジェクトの Open メンバ関数を呼び出します。
使用中のオブジェクトを終了するときは、Close メンバ関数を呼び出し、その後 CDaoDatabase オブジェクトを破棄します。
ドキュメント クラスに CDaoDatabase オブジェクトを埋め込むと便利です。
メモ : |
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既存の CDaoDatabase オブジェクトへのポインタを渡さずに、CDaoRecordset オブジェクトを開くと、CDaoDatabase オブジェクトは暗黙的に作成されます。このデータベース オブジェクトは、レコードセット オブジェクトが閉じられるときに閉じられます。 |
必要条件
ヘッダー : afxdao.h