ボタン スタイル
更新 : 2007 年 11 月
BS_3STATE ボックスにチェック マークを付けることができるだけでなく淡色表示できる点を除いて、チェック ボックスと同じです。通常、淡色表示という状態は、チェック ボックスが無効になっていることを示すために使用します。
BS_AUTO3STATE ユーザーが選択すると状態が変化する点を除いて、3 ステート チェック ボックスと同じです。
BS_AUTOCHECKBOX ユーザーが選択するとチェック マークが表示される点を除いて、チェック ボックスと同じです。ユーザーがボックスをもう一度選択すると、チェック マークが消去されます。
BS_AUTORADIOBUTTON ユーザーが選択すると自動的に強調表示され、同じグループ内にある同じスタイルの別のオプション ボタンの選択が削除される点を除いて、オプション ボタンと同じです。
BS_BITMAP ボタンにビットマップを表示することを指定します。
BS_BOTTOM ボタンの四角形の底部にテキストを配置します。
BS_CENTER ボタンの四角形の内部にテキストを中央揃えで配置します。
BS_CHECKBOX 右側にテキストが表示される小さな四角形を作成します。ただし、このスタイルと BS_LEFTTEXT スタイルを組み合わせて指定する場合を除きます。
BS_DEFPUSHBUTTON 境界線が黒くて太いボタンを作成します。ユーザーは、Enter キーを押してこのボタンを選択できます。このスタイルを使うと、ユーザーが、最も適切なオプション (既定オプション) をすばやく選択できるようになります。
BS_FLAT ボタンが 2 次元であることを指定します。3 次元イメージを作成する場合の既定の網かけは使用されません。
BS_GROUPBOX ほかのボタンをグループ化する四角形を作成します。このスタイルに関連付けられたテキストは、この四角形の左上隅に表示されます。
BS_ICON ボタンにアイコンを表示することを指定します。
BS_LEFT ボタンの四角形の内部にテキストを左寄せで配置します。ただし、BS_RIGHTBUTTON スタイルが適用されていないチェック ボックスまたはオプション ボタンの場合、テキストはそのチェック ボックスまたはオプション ボタンの右側に、左寄せで配置されます。
BS_LEFTTEXT オプション ボタンやチェック ボックスのスタイルと組み合わせて指定すると、オプション ボタンやチェック ボックスの左側にテキストが表示されます。
BS_MULTILINE 文字列が長すぎてボタンの四角形の内部に 1 行で収まらない場合は、ボタン テキストを複数行に折り返します。
BS_NOTIFY ボタンが通知メッセージ BN_DBLCLK、BN_KILLFOCUS、および BN_SETFOCUS を親ウィンドウに送信できるようになります。ボタンは、このスタイルが設定されているかどうかに関係なく、BN_CLICKED 通知メッセージを送信します。
BS_OWNERDRAW オーナー描画ボタンを作成します。ボタンの外観が変更されると、フレームワークは DrawItem メンバ関数を呼び出します。CBitmapButton クラスを使うときは、このスタイルを設定する必要があります。
BS_PUSHBUTTON ユーザーがボタンを選択したときに、オーナー ウィンドウに WM_COMMAND メッセージをポストするプッシュ ボタンを作成します。
BS_PUSHLIKE ボタン (チェック ボックス、3 ステート チェック ボックス、オプション ボタンなど) の外観および動作をプッシュ ボタンと同じように設定します。ボタンは、押されたりチェックされたりしていない場合は、浮き出た状態で表示されます。押されたりチェックされたりしている場合は、くぼんだ状態で表示されます。
BS_RADIOBUTTON 右側にテキストが表示される小さな円形を作成します。ただし、このスタイルと BS_LEFTTEXT スタイルを組み合わせて指定する場合を除きます。通常、オプション ボタンは、関連付けられている選択肢グループからオプションを 1 つだけ選択させる場合に使います。
BS_RIGHT ボタンの四角形の内部にテキストを右寄せで配置します。ただし、BS_RIGHTBUTTON スタイルが適用されていないチェック ボックスまたはオプション ボタンの場合、テキストはそのチェック ボックスまたはオプション ボタンの右側に、右寄せで配置されます。
BS_RIGHTBUTTON オプション ボタンの円、またはチェック ボックスの四角形を各ボタンの四角形の右側に配置します。BS_LEFTTEXT スタイルと同じです。
BS_TEXT ボタンにテキストを表示することを指定します。
BS_TOP ボタンの四角形の上部にテキストを配置します。
BS_USERBUTTON 現在では使用されていないスタイルですが、16 ビット バージョンの Windows との下位互換性のために残されています。Win32 ベースのアプリケーションでは、このスタイルではなく BS_OWNERDRAW を使用してください。
BS_VCENTER ボタンの四角形の中央にテキストを上下方向に配置します。
BS_SPLITBUTTON 分割ボタンを作成します。分割ボタンにはメイン領域とドロップダウン矢印があります。ユーザーがメイン領域をクリックすると、既定のアクションが実行されます。ユーザーがドロップダウン矢印をクリックすると、既定ではオプションのメニューが表示されます。
BS_DEFSPLITBUTTON BS_PUSHBUTTON スタイルの分割ボタンのように動作する既定の分割ボタンを作成します。分割ボタンがダイアログ ボックスにある場合は、分割ボタンに入力フォーカスがないときでも、Enter キーを押すことによって分割ボタンを選択できます。このスタイルを使用すると、ユーザーは既定の (頻繁に使用する) オプションをすぐに選択できるので便利です。
BS_COMMANDLINK コマンド リンク ボタンを作成します。
BS_DEFCOMMANDLINK BS_PUSHBUTTON スタイルのコマンド リンク ボタンのように動作する既定のコマンド リンク ボタンを作成します。ボタンがダイアログ ボックスにある場合は、コマンド リンク ボタンに入力フォーカスがないときでも、Enter キーを押すことによってコマンド リンク ボタンを選択できます。このスタイルを使用すると、ユーザーは既定の (頻繁に使用する) オプションをすぐに選択できるので便利です。