[シンボルの検索結果] ウィンドウ

[アーティクル]
09/30/2008

更新 : 2007 年 11 月

[シンボルの検索結果] ウィンドウには、[検索と置換] ウィンドウの [シンボルの検索] タブの検索結果の他、オブジェクトブラウザ、クラスビュー、またはコードエディタの [すべての参照の検索] ショートカットメニューコマンドの検索結果が一覧表示されます。このウィンドウを一度閉じた後で再表示するには、[表示] メニューの [その他のウィンドウ] を選択し、[シンボルの検索結果] を選択します。

見つかった各シンボルの名前が一覧表示されます。見つかった項目のソースコードが利用できる場合は、ソースファイルおよび対応する定義の行番号も表示されます。たとえば、MyObject を検索すると、次の結果が表示されます。

MyObject - C:\Visual Studio Projects\Project1\MyObject.cpp(29)

メモ :
[シンボルの検索結果] ウィンドウには、検索時の参照スコープに含まれるコンポーネントからの結果が表示されます。これらの結果は、検索フォルダを変更しても自動的には更新されません。表示される結果を更新するには、検索をもう一度実行する必要があります。

シンボルの定義にジャンプするには、検索結果をダブルクリックするか、検索結果を選択し、ショートカットメニューから [定義へ移動] を選択します。オブジェクトブラウザで外部コンポーネントを表示するには、[定義の参照] を選択します。コードがシンボルを参照している場合、結果ノードを展開し、参照を選択して、[参照へジャンプ] を選択すると、そのコードを表示できます。

ショートカットメニュー

[シンボルの検索結果] ウィンドウに表示された結果を右クリックすると、次のコマンドを含むショートカットメニューが表示されます。

[定義へ移動]
コード内にシンボルがある場合は、その定義が表示されます。既定のショートカットキーは F12 です。
[宣言へ移動]
コード内にシンボルがある場合は、その宣言が表示されます。このコマンドは、Visual C++ プロジェクト内のシンボルに対してだけ使用できます。既定のショートカットキーは Ctrl + F12 です。
[参照へジャンプ]
シンボルに対する複数の参照がコード中に存在する場合、結果ノードを展開し、任意の参照を選択して、このコマンドを選択すると、対象の行にジャンプできます。既定のショートカットキーは Shift + F12 です。
[定義の参照]
オブジェクトブラウザのシンボルのプライマリノード (通常は最上位) が表示されます。外部のコンポーネントを表示する場合に有用です。
[コピー]
選択したシンボルの完全修飾名をクリップボードにコピーできます。コピーしたコードは、テキストとしてコードエディタに貼り付けることができます。
[すべてクリア]
[シンボルの検索結果] ウィンドウをクリアします。