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UI オートメーション RangeValue コントロール パターンの実装

更新 : 2007 年 11 月

ここでは、イベントやプロパティに関する情報など、IRangeValueProvider を実装するガイドラインと規則について説明します。追加参照へのリンクはトピックの最後に示します。

範囲内の値に設定できるコントロールをサポートするために、RangeValuePattern コントロール パターンが使用されています。このコントロール パターンを実装するコントロールの例については、「UI オートメーション クライアントのコントロール パターン マッピング」を参照してください。

このトピックには次のセクションが含まれています。

  • 実装のガイドラインと規則
  • IRangeValueProvider の必須メンバ
  • 例外
  • 関連トピック

実装のガイドラインと規則

Range Value コントロール パターンを実装する場合は、次のガイドラインと規則に注意してください。

  • コントロールでは、ロケールまたはユーザー設定に基づいて、サポートされているプロパティを再補正できます。この例として、温度を華氏または摂氏で表示するように設定できる温度計コントロールがあります。

  • 進行状況バーやスライダなど、不明確な範囲の値を持つコントロールでは、値が正規化されている必要があります。

値が整数型で、プロパティの最小値と最大値がそれぞれ 0 と 100 に正規化された進行状況バーの例
進行状況バー。

IRangeValueProvider の必須メンバ

必須メンバ

メンバ型

説明

IsReadOnlyProperty

プロパティ

なし

ValueProperty

プロパティ

なし

LargeChangeProperty

プロパティ

なし

SmallChangeProperty

プロパティ

なし

MaximumProperty

プロパティ

なし

MinimumProperty

プロパティ

なし

SetValue

メソッド

なし

このコントロール パターンに関連付けられたイベントはありません。

例外

プロバイダは次の例外をスローする必要があります。

例外の種類

条件

ArgumentOutOfRangeException

MaximumProperty よりも大きいか、MinimumProperty よりも小さい値を使用して SetValue が呼び出されました。

参照

処理手順

UI オートメーション プロバイダでのコントロール パターンのサポート

UI オートメーションにおけるキャッシュの使用

概念

UI オートメーション コントロール パターンの概要

クライアントの UI オートメーション コントロール パターン

UI オートメーション ツリーの概要