ロード テストの結果へのアクセス
更新 : 2007 年 11 月
ロード テスト データを分析すると、アプリケーションのボトルネックを突き止めたり、エラーを見つけたりできます。また、アプリケーションの改良状況を評価することもできます。ロード テスト データを分析するには、最初にロード テストの結果にアクセスする必要があります。
ロード テストの結果にアクセスすると、次のタスクを行うことができます。
実行中にロード テストを監視する。
完了後にロード テストを分析する。
以前のロード テストの結果を表示する。
ロード テストを Visual Studio Team System Test Edition から実行する場合もコマンド ラインから実行する場合も、また 1 つのコンピュータで実行する場合もリモート テスト マシン群で実行する場合も、これらのタスクを実行できます。ここでは、ロード テストの結果にアクセスするいくつかの方法について説明します。
ロード テストの監視と分析との相違点
ロード テストの実行中、パフォーマンス カウンタ データの一部がメモリに保持されます。このデータは、ロード テストの実行中に監視できます。ロード テストが完了した後で、データベースから取得した完全なデータを分析することができます。ロード テストの実行中と完了後とでは、表示できるデータに一部違いがあります。たとえば、90% および 95% の応答時間データはロード テストが完了するまで計算されません。また、データの分析に使用できるツールの機能にも一部違いがあります。
詳細については、「ロード テスト結果の分析」を参照してください。
ロード テスト アナライザ
ロード テスト データを分析する際には、ロード テスト アナライザ ウィンドウを使用します。同時に複数のロード テスト アナライザ ウィンドウを開くことができ、異なるロード テストの実行を比較できます。
ロード テスト アナライザはタブ付きドキュメントとして表示されますが、通常の Visual Studio ウィンドウと同じ操作方法を使用して、ドッキングしたり離して表示したりできます。ウィンドウのタイトルは、ロード テスト名とテストの開始時刻になります。たとえば、"LoadTest1 [12:40 PM]" と表示されます。
ロード テストの結果へのアクセス
ロード テストをロード テスト エディタから実行すると、ロード テストの結果が自動的に開きます。ロード テストを [テスト ビュー] ウィンドウ、[テスト リスト エディタ] ウィンドウ、またはコマンド ラインから実行する場合は、手動でロード テストの結果にアクセスする必要があります。ロード テストを実行するさまざまな方法の詳細については、「方法 : ロード テストを実行する」を参照してください。
通常、ロード テスト エディタで以前のロード テストの結果にアクセスするには、[ロード テストの結果を開いて管理] ダイアログ ボックスを使用します。このダイアログ ボックスでは、ロード テストの結果を開いたり、削除、インポート、およびエクスポートしたりできます。詳細については、「リポジトリ内の結果の管理」を参照してください。
メモ : |
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[テスト結果] ウィンドウでは、[テスト結果] ツール バーのドロップダウン リストを使用して手動でロード テストの結果にアクセスすることもできます。 |
参照
処理手順
方法 : リモート テスト マシン群のテストの実行を表示する