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方法 : コマンド ラインから配置レポートを作成する

  • [アーティクル]

更新 : 2007 年 11 月

コマンドライン入力を使用することによって、配置レポートを生成できます。ただし、まずアプリケーション定義 (.sdm) ファイルを切り離してアプリケーション ダイアグラム (.ad) ファイルに挿入し、次に配置レポートに必要なシステム定義モデル (SDM) ドキュメントをコンパイルする必要があります。詳細については、「システム定義モデル (SDM) の概要」を参照してください。

ms246101.alert_note(ja-jp,VS.90).gifヒント :

配置デザイナを使用するか、または Visual Studio を使用してオートメーションで配置レポートを生成することもできます。詳細については、「方法 : 配置レポートを生成する」および「方法 : 配置レポートでオートメーションを使用する」を参照してください。

SDM ドキュメントをコンパイルするには、「System Definition Model (SDM) SDK Workshop」からコンパイラをダウンロードする必要があります。

アプリケーション ダイアグラムを切り離して .sdm ファイルにするには

  1. アプリケーション ダイアグラム (.ad) ファイルで <sdmDocument></SdmDocument> タグを検索し、タグの内容を新しいファイルにコピーします。

    ms246101.alert_note(ja-jp,VS.90).gifメモ :

    実装されているアプリケーションでは、<sdmDocument> セクションは .ad ファイルにはなく、対応するプロジェクトの既存の .sdm ファイルに移動されています。このトピックの後で説明するように、システム ダイアグラム (.sd) ファイルまたは Default.sdm ファイル (既定のシステムの場合) をコンパイルする前に、これらの .sdm ファイルをコンパイルしてください。

    <sdmDocument> タグの内容の例を次のコード スニペットに示します。

    <SdmDocument><SystemDefinitionModel xmlns:xsi="http://www.w3.org/2001/XMLSchema-instance" xmlns:xsd="http://www.w3.org/2001/XMLSchema" Name="WebApplication1" Version="1.0.0.0" Culture="en-US" DocumentLanguage="en" xmlns="https://schemas.microsoft.com/SystemDefinitionModel/2005/1">
...
</SystemDefinitionModel></SdmDocument>

  2. <SystemDefinitionModel> タグの Name 属性の値を使用して各ファイルに名前を付けて .sdm という拡張子を追加します。

.sdm ファイルを作成した後は、配置レポートが必要とする .sdm ファイルおよびその他の SDM ドキュメントをコンパイルします。

配置レポートのための SDM ドキュメントをコンパイルするには

  1. Default.sdm を作成している場合はそれを除いて、.ad ファイルまたは .sdmDocument ファイルから作成した新しい .sdm ファイルをコンパイルします。これらのファイルをコンパイルするには、次の形式でコマンドラインに入力します。

    sdmc <File name> /output <File Name.sdmDocument> /r import1 /r import2… /SearchPath <path to your files> /SearchPath <path to System.Flow.Sdmdocument and other references>
    ms246101.alert_note(ja-jp,VS.90).gifメモ :

    SDM ドキュメントをコンパイルする場合は、元のファイルと同じ名前に .sdmDocument 拡張子を付けて出力ファイルの名前を指定します。

    ほとんどのファイルでは、SDM ドキュメントの <import> タグに記載されているドキュメントだけを参照する必要があります。ただし、配置ダイアグラム (.dd) ファイルには、子ドキュメントへの参照および子ドキュメントが必要とするすべての参照と同様に、System.Flow.sdmDocument、System.Constraints.sdmDocument などのリストに記載されていない参照も必要です。

  2. すべてのシステム ダイアグラム (.sd) ファイルをコンパイルします。

  3. 論理データセンター ダイアグラム (.ldd) ファイルをコンパイルします。

  4. 配置ダイアグラム (.dd) ファイルをコンパイルし、必須の /ConfigReport スイッチを使用して配置レポート名を指定します。このスイッチを指定しなければ、配置レポートは生成されません。

    ms246101.alert_note(ja-jp,VS.90).gifメモ :

    配置ダイアグラムをコンパイルする場合は、System.Flow.sdmDocument、System.Constraints.sdmDocument などの <import> タグに記載されているすべてのドキュメントの参照、および前に .ad、.sd、および .ldd の各ドキュメントをコンパイルする際に使用したすべての参照を使用します。必要な一覧を指定せずにコンパイルを試みると、不足しているドキュメントの参照が一覧表示されます。ただし、ほとんどのドキュメントでは System.sdmDocument が <import> タグに含まれていますが、これは参照しないでください。System.sdmDocument を参照すると、コンパイラはエラーを返します。

セキュリティ

配置レポートのデータには、企業または機関の機密データが含まれることがあります。レポートを配布または処分するときは、この点に留意してください。

参照

その他の技術情報

配置レポートの作成