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アプリケーション ダイアグラムからのアプリケーションの削除に関する考慮事項

  • [アーティクル]

更新 : 2007 年 11 月

アプリケーション デザイナでは、アプリケーション ダイアグラムからアプリケーション定義を削除できます。ただし、アプリケーション定義を削除すると、アプリケーション ダイアグラムだけでなく、削除するアプリケーションを参照するその他の分散システムのダイアグラムやソリューションの項目にも影響する可能性があります。次のセクションでは、アプリケーション定義の削除、および発生する可能性のある問題を解決する方法について詳しく説明します。

  • アプリケーション定義の削除

  • 削除されたアプリケーションの復元

アプリケーション定義の削除

アプリケーション定義を削除すると、次のような影響があります。

  • 未実装のアプリケーションがソリューションから完全に削除されます。

  • 実装済みのアプリケーションがダイアグラムから削除されます。ただし、関連付けられたプロジェクトはソリューションから削除されるだけで、それ自体は削除されません。

    ms242485.alert_note(ja-jp,VS.90).gifメモ :

    実装済みの ASP.NET アプリケーションを削除した後で、削除されたアプリケーションと同じ名前および場所を指定して別のアプリケーションを追加し、実装しようとすると、関連付けられたプロジェクトを別の場所に作成することを要求するメッセージが表示されます。既存のプロジェクトを開いてソリューションに追加して戻すか、既存のプロジェクトを上書きしてください。このメッセージが表示されないようにするには、アプリケーションの名前を変更してから実装を行います。詳細については、「アプリケーションの実装に関する考慮事項」を参照してください。

  • 削除されたアプリケーション定義へのすべての接続が、アプリケーション ダイアグラムから削除されます。ただし、接続された定義上のエンドポイントはアプリケーション ダイアグラムに残ります。

  • 削除されたアプリケーション定義の参照または使用を含むシステム ダイアグラムの検証は行われません。削除された定義の使用は、それを参照するシステムのメンバとして残り、波線で表示されて、基になる定義がアプリケーション定義にないことを示します。詳細については、「システム ダイアグラムのトラブルシューティング」を参照してください。

  • 削除された定義の使用が論理サーバーにバインドされたまま残っている配置ダイアグラムの検証は行われません。詳細については、「配置ダイアグラムのトラブルシューティング」を参照してください。

削除されたアプリケーションの復元

アプリケーション定義をアプリケーション ダイアグラムから削除することによって発生した状況は、次のようにして解決できます。

  • 削除されたアプリケーション定義をアプリケーション ダイアグラムに復元するには、次の処理を行います。

  • システム ダイアグラムおよび配置ダイアグラムの検証エラーを解決するには、削除されたアプリケーション定義をアプリケーション ダイアグラムに戻すか、削除されたアプリケーション定義を参照するシステム ダイアグラムからその使用を削除します。詳細については、「方法 : アプリケーション システムからメンバを削除する」を参照してください。

    ms242485.alert_note(ja-jp,VS.90).gifヒント :

    削除されたアプリケーションにバインドされた参照が配置ダイアグラム上にあり、その配置ダイアグラムが開いている場合は、そのアプリケーション定義の使用を適切なシステム ダイアグラムから削除すると、参照のバインドが配置ダイアグラムから自動的に解除されます。ただし、削除されたアプリケーションにバインドされた参照を閉じているダイアグラムから削除するには、該当するダイアグラムを開き、手動でアプリケーションのバインドを解除します。詳細については、「方法 : 論理サーバーからアプリケーションをバインド解除する」を参照してください。

参照

処理手順

方法 : アプリケーション ダイアグラムからアプリケーションを削除する

参照

アプリケーションからのエンドポイントの削除に関する考慮事項

その他の技術情報

アプリケーション ダイアグラムでのアプリケーションの定義

アプリケーション ダイアグラムからアプリケーションを削除