HiddenField Web サーバー コントロールの概要
更新 : 2007 年 11 月
HiddenField コントロールを使用すると、ページを表示せずにページの情報を格納できます。たとえば、ユーザー設定を HiddenField コントロールに格納して、その設定をクライアント スクリプトで読み取ることができます。HiddenField コントロールに情報を格納するには、ポストバック間でその Value プロパティを格納する値に設定します。
このトピックの内容は次のとおりです。
機能
背景
クラス リファレンス
機能
HiddenField コントロールを使用すると、以下の処理を実行できます。
ページの隠しフィールドにデータを格納する。
ポストバックとポストバックの間に、隠しフィールドに格納されたデータが変更されたことを検出する。
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背景
ブラウザがページを表示するとき、HiddenField コントロール内の情報は表示されません。ただし、この情報は、クライアント スクリプトで読み込んで設定できます。ページがポストバックされると、クライアント スクリプトで実行された変更を含む、HiddenField コントロールのコンテンツをサーバー コードで使用できます。
.gif "メモ") メモ : |
|---|
隠しフィールド内の情報は表示されませんが、ユーザーはページのソースを表示することでコントロールのコンテンツを見ることができます。ユーザー ID、パスワード、クレジット カード情報などの機密情報は HiddenField コントロールに格納しないでください。 |
変更されたデータの検出
HiddenField コントロールの値は、ページがサーバーにポストバックされる前に変更できます。隠しフィールドを使用してサーバー コードとクライアント スクリプトの間で情報を共有している状況において、クライアント スクリプトがコントロールの値を更新したことにより、ポストバックが発生する場合があります。
コントロール内のデータに対する変更を検出できるようにするために、ポストバックとポストバックの間にコントロールの値が変更された場合でも、HiddenField コントロールは ValueChanged イベントを発生させます。このイベントを処理することで、値が変更されたかどうか判断できます。
クラス リファレンス
HiddenField コントロールに関連するクラスの一覧を次の表に示します。
メンバ |
説明 |
|---|---|
コントロールのメイン クラスです。 |
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