方法 : 実行設定を変更する
更新 : 2007 年 11 月
ロード テストの実行設定は、テストの継続時間、結果収集の詳細レベル、テストの実行時に収集されるカウンタ セットなど、さまざまな設定を決定します。それぞれのロード テストに対して複数の実行設定を作成して保存しておき、テストの実行時には使用する特定の設定を選択できます。
このトピックでは、実行設定を使用する場合に行う一般的な操作について説明します。
実行設定のプロパティを変更する方法については、「実行設定の変更」を参照してください。
ロード テストの実行中にアクティブになる実行設定を選択する方法については、「アクティブな実行設定の選択」を参照してください。
コンテキスト パラメータを実行設定に追加する方法については、「コンテキスト パラメータの実行設定への追加」を参照してください。
実行設定の変更
実行設定を変更するには
ロード テストを開きます。
[実行設定] フォルダを展開します。
[実行設定] ノードをクリックします。
[表示] メニューの [プロパティ ウィンドウ] をクリックします。
[プロパティ ウィンドウ] が開き、選択した実行設定のプロパティが表示されます。
[プロパティ ウィンドウ] を使用して、実行設定を変更します。たとえば、テストを 5 分間実行するには、実行の継続時間を 00:05:00 に変更します。
メモ : 実行設定プロパティとその説明の一覧については、「実行設定について」を参照してください。
プロパティの変更が完了したら、[ファイル] メニューの [保存] をクリックして、ロード テストを保存します。
メモ : |
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カウンタ セットの割り当ても実行設定の一部です。詳細については、「カウンタ セットの概要」を参照してください。 |
アクティブな実行設定の選択
ロード テストで使用される実行設定モデルは、Visual Studio Team System Test Edition のすべてのテストの種類で使用される実行構成モデルと一致します。どちらの場合も、設定のインスタンスを複数作成して格納できますが、テストの実行時にアクティブにできるインスタンスは 1 つだけです。実行設定の場合、各インスタンスは ロード テスト エディタで [実行設定] フォルダ内にノードとして表示されます。実行構成の場合、各インスタンスはソリューション エクスプローラの [Solution Items] フォルダにある個別のファイルです。実行構成の詳細については、「テスト実行の構成」を参照してください。
ロード テストに含まれている実行設定ノードが、[実行設定] フォルダ下に 1 つだけの場合は、そのノードが常にアクティブ ノードになります。ロード テストに複数の実行設定ノードが含まれている場合は、ロード テストを実行する際に使用するノードを 1 つ選択します。
アクティブな実行設定を選択するには
ロード テストを開きます。
[実行設定] フォルダを展開します。
アクティブにする実行設定ノードを右クリックし、[アクティブとして設定] をクリックします。
この実行設定がアクティブになり、別の実行設定をアクティブに選択するまでアクティブのままになります。
メモ : |
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アクティブな実行設定は、Test.UseRunSetting=<run setting name> という名前の環境変数を設定することでオーバーライドできます。これは、ロード テストをコマンド ラインまたはバッチ ファイルから実行する場合に便利です。これを使用すると、ロード テストを開くことなく異なる実行設定を選択できます。 |
コンテキスト パラメータの実行設定への追加
パラメータ化された Web サーバーを使用する Web テストがロード テストに含まれている場合は、コンテキスト パラメータを実行設定に追加することにより、異なるサーバーに割り当てることができます。
たとえば、ロード テストに含まれる Web テストのセットで、WebServer1 に ContosoServer01 が設定されている場合は、WebServer1 をロード テストのコンテキスト パラメータに追加し、その値として実行サーバーの名前を設定できます。
注意 : |
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ロード テストのコンテキスト パラメータは、同じ名前の Web テストのコンテキスト パラメータをオーバーライドします。 |
コンテキスト パラメータを実行設定に追加するには
ロード テストを開きます。
[実行設定] フォルダを展開します。
特定の実行設定を右クリックし、[コンテキスト パラメータの追加] をクリックします。
[プロパティ] ウィンドウを使用して、必要に応じて値を変更します。