ブラウザ ミックスの概要
更新 : 2007 年 11 月
ブラウザ ミックスを使用すると、ロード テスト シナリオで負荷をより現実的にシミュレートできます。単一のブラウザではなく、複数の種類のブラウザから成るブラウザ ミックスを使用して、負荷が生成されます。アプリケーションで使用されるブラウザに、より近い状態でシミュレートできます。
ブラウザ ミックスでは、ロード テスト シナリオで仮想ユーザーが特定のブラウザの種類を実行する確率を指定します。ロード テストを作成する際に、複数のブラウザから負荷が生成されていることをシミュレートする必要がある場合があります。用意されているブラウザのセットから特定の種類のブラウザをミックスに追加すると、Web テストによって送信される各 HTTP 要求に、選択したブラウザに関連付けられたヘッダーのセットが追加されます。
ブラウザ ミックスは、他のミックス オプションと同様に機能します。ブラウザの種類は、ブラウザ ミックスに基づいて仮想ユーザーにランダムに関連付けられます。そのユーザーのテストは、ミックスで指定した確率に基づいて、特定のブラウザで実行されます。
ブラウザ ミックスを指定した後で、ミックスに対してブラウザの種類を追加したり、削除したりできます。また、ミックス コントロールを使用して、ブラウザ ミックスの配分を変更することもできます。
ミックス コントロール
ミックス コントロールを使用すると、シナリオでのブラウザの配分を簡単に調整できます。詳細については、「ミックス コントロールの概要」を参照してください。
次の手順
ロード テスト ウィザードを使用してロード テストを作成するときにブラウザを選択する方法、またはロード テストの作成後にロード テスト エディタを使用してブラウザ ミックスを変更する方法については、「方法 : ブラウザ ミックスを指定する」を参照してください。