方法 : コマンド ライン テストの結果を取得する
更新 : 2007 年 11 月
実行可能プログラム MSTest.exe を使用すると、コマンド ラインからテストを実行できます。MSTest.exe では、実行の概要がコマンド プロンプト ウィンドウに自動的に表示されます。
また、テスト結果がディスクに自動的に保存されます。結果出力画面の [概要] セクションに、自動生成された結果ファイルの名前が表示されます。この例を次に示します。
Results file: D:\temp\test\TestProject3\TestProject3\TestResults\thisuser@ThisUser-32G 9_24_2005 1_27_37 PM.trx
必要に応じて、テスト結果を指定のファイルに明示的に保存できます。また、Visual Studio クライアント セッションが Team Foundation Server に接続されている場合には、結果をチームの運営ストアに発行できます。これらの両オプションについて、次の手順で説明します。
メモ : |
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Visual Studio からのテスト データの発行については、「方法 : テスト結果を発行する」を参照してください。 |
コマンド ライン テストの結果を特定のファイルに保存するには
MSTest プログラムを使用して、テストを実行します。
/resultsfile:[file name] オプションを使用すると、テスト結果を保存するファイルの名前を指定できます。次に例を示します。
MSTest /testmetadata:Bank.vsmdi /resultsfile:BanktestResults.trx
メモ : テスト結果ファイルが正しく機能するには、.trx という拡張子が必要ですが、MSTest コマンドではこの拡張子は自動的には指定されません。そのため、このコマンドを実行する場合には、拡張子 .trx を含めることをお勧めします。
MSTest プログラムで使用できるオプションの詳細については、「MSTest.exe コマンド ライン オプション」を参照してください。
運営ストアにコマンド ライン テストの結果を発行するには
MSTest プログラムを使用して、テストを実行します。
メモ : テスト結果を運営ストアに発行できるのは、Team Foundation Server に接続されていて、チーム エクスプローラ がインストールされている場合のみです。Team Foundation Server への接続については、「方法 : Team Foundation Server に接続する」を参照してください。
いくつかのコマンド ライン オプションは、テスト結果の発行に関連しています。どのテスト結果を発行するかによって、それらを組み合わせて使用します。5 つの必須オプションは、/publish、/publishbuild、/teamproject、/platform、および /flavor です。省略可能なオプションは、/publishresultsfile です。
現在のテスト結果を発行する。テストを実行し、その結果をすぐに発行するには、実行するテストを指定するオプションおよび発行に必要なオプションを使用します。次に例を示します。
MSTest /testcontainer:test.dll /publish:http://ourtfsmachine:8080 /teamproject:ProjectName /publishbuild:BuildNumber01 /platform:AnyCpu /flavor:Release
以前のテスト結果を発行する。以前に実行されたテストの結果を発行するには、テストを実行しないため、/testcontainer: および /testmetadata: など、実行するテストを指定するすべてのコマンド ライン オプションを省略します。次に例を示します。
MSTest /publishresultsfile:testResult.trx /publish:http://ourtfsmachine:8080 /teamproject:ProjectName /publishbuild:BuildNumber01 /platform:AnyCpu /flavor:Release
上記オプションの使い方の詳細については、「MSTest.exe コマンド ライン オプション」を参照してください。
参照
処理手順
方法 : Team Foundation Server に接続する