方法 : テストをフィルタ処理する
更新 : 2007 年 11 月
テスト リスト エディタのツール バーおよび [テスト ビュー] ウィンドウのツール バーのコントロールを使用すると、テストの表示をフィルタ処理できます。
テストのフィルタ処理が必要となる理由について考えてみます。ビルド ラボで作業していて、特定のバグが残っているかどうかを判断する必要がある場合に、適用しないすべてのテストをフィルタ処理で除外します。たとえば、Web テストのみ、またはロード テストのみを含めるようにフィルタ処理します。または、特定のメソッドまたはクラスをテストする必要がある場合に、対象の単体テストのみを含めるようにフィルタ処理します。
テストの表示をフィルタ処理するには
テスト リスト エディタまたは [テスト ビュー] ウィンドウのツール バーで、[フィルタ列] ボックスの下向きの矢印をクリックし、フィルタ処理の基準とするプロパティをクリックします。
選択するプロパティの例は、[名前空間]、[クラス名]、[所有者]、[プロジェクト]、[有効なテスト]、[テスト リスト名] です。
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ヒント :フィルタ処理の基準となるプロパティを選択しても、そのプロパティは列として追加されません。列を追加するには、列見出しを右クリックし、[列の追加と削除] をクリックします。次に、[列の追加と削除] ダイアログ ボックスで、追加する列を選択し、上へ移動ボタンおよび 下へ移動]ボタンを使用して、表示される順序を定義します。作業が終了したら、[OK] をクリックします。詳細については、「方法 : テスト ビューをカスタマイズする」を参照してください。
[フィルタ テキスト] ボックスに、フィルタの基準となる文字列値を入力します。
たとえば、[フィルタ列] に対して [クラス名] を選択した場合、フィルタ テキストとしてクラスの名前 "BankAccountTest" を入力できます。
メモ :フィルタ処理では、大文字と小文字は区別されません。"BankAccountTest" と "bankaccounttest" は同じ結果を生成します。
[フィルタの実行] をクリックします。
フィルタが適用されます。[フィルタ列] ボックスに表示されている選択した基準に対して、選択した値を持つテストのみが表示されます。
テストのフィルタ処理を停止するには
すべてのテストを表示するには、現在使用しているフィルタをクリアします。これを行うには、[フィルタ テキスト] ボックスの [<フィルタのクリア>] をクリックします。
[テスト ビュー] ウィンドウを使用している場合は、現在読み込まれているすべてのテストが表示されます。
テスト リスト エディタを使用している場合は、現在選択されているテスト リストのすべてのテストが表示されます。テスト リストが選択されていない場合は、[読み込まれたすべてのテスト] や [一覧に存在しないテスト] など、現在の選択項目の内容が表示されます。