バージョン管理の懸案事項のトラブルシューティング
更新 : 2007 年 11 月
ここでは、バージョン管理の開始時、構成パラメータの確立時、各種操作の実行時などに生じる質問に対する回答を示します。
開始とセットアップ
質問 |
解決方法 |
---|---|
Team Foundation バージョン管理 を開始するにはどうすればよいですか。 |
「Team Foundation のバージョン管理の使用」に一覧表示されているトピックを確認してください。 |
どのようにすれば Visual SourceSafe データベースを Team Foundation バージョン管理 に移行できますか。 |
VSS 変換ツールを使用します。詳細については、「ソース管理の移行のための VSSConverter コマンド ライン ツール」を参照してください。チュートリアル : Visual SourceSafe から Team Foundation への移行 も参照してください。 |
ソース管理プラグインとして Team Foundation バージョン管理 を選択するにはどうすればよいですか。 |
Visual Studio で、[ツール] メニューの [オプション] をクリックし、[ソース管理] を展開します。次に、[現在のソース管理プラグイン] ボックスの一覧の [Visual Studio Team Foundation Server] をクリックします。 |
どのようにしてソース管理エクスプローラを開くのですか。 |
[表示] メニューの [その他のウィンドウ] をポイントし、[ソース管理エクスプローラ] をクリックします。 |
チーム プロジェクトのプロジェクト管理者は、自動的にそのプロジェクトのバージョン管理の管理者になるのですか。 |
はい。 |
チーム プロジェクトを作成せずに最上位ノードのソース管理フォルダを作成できますか。 |
いいえ。バージョン管理の項目はすべてチーム プロジェクトの下で割り当てられている必要があります。 |
チーム プロジェクトの名前は変更できますか。 |
いいえ。チーム プロジェクトに名前を付けた後で、その名前を変更することはできません。 |
Windows Server 2008 または Windows Vista で、バージョン管理の tf コマンド ライン ユーティリティを実行するには、追加のアクセス許可が必要ですか。 |
コマンド ラインの手順を実行するには、昇格した特権のコマンド プロンプトを開くことが必要になる場合があります。その場合は、[スタート] ボタンをクリックし、[コマンド プロンプト] を右クリックして、[管理者として実行] をクリックします。 |
構成
質問 |
解決方法 |
---|---|
どのようにすればバイナリ ファイルがチェックインされないように Team Foundation バージョン管理 を構成できますか。 |
ユーザーが特定のフォルダ構造からバイナリ ファイルをチェックインしようとしているかどうかを確認するチェックイン ポリシーを確立します。詳細については、「コード分析を用いたチェックイン ポリシー」を参照してください。 |
どのようにすれば変更するファイルが自動的にチェックアウトされないように Team Foundation バージョン管理 を構成できますか。 |
[ツール] メニューの [オプション] をクリックし、[ソース管理] を展開します。次に、[環境] をクリックして、[編集] ボックスの一覧で適切なオプションをクリックします。 |
どのようにすればルート ディレクトリまたはワークスペースを割り当て直すことができますか。 |
[ファイル] メニューの [ソース管理] をポイントし、[ワークスペース] をクリックします。次に、割り当て直すワークスペースをクリックし、[編集] をクリックします。 |
[ポリシー エラーをオーバーライドして、チェックインを続行] チェック ボックスを無効にしたり、カスタマイズしたりできますか。 |
いいえ。Team Foundation バージョン管理 では、チェックイン ポリシーをオーバーライドするかどうかを判断するのに最適な立場にいるのは開発者であると見なしています。 Team Foundation バージョン管理 は、ポリシー準拠データを変更セットの詳細およびチェックイン電子メールに含めるため、十分に監査可能であることに注意してください。 |
どのようにしてソリューションのバインドまたはバインド解除を行いますか。 |
[ソース管理の変更] ダイアログ ボックスを使用してください。詳細については、「方法: プロジェクトとソリューションをバインドしたりバインドを解除したりする」を参照してください。 |
その他の操作
質問 |
解決方法 |
---|---|
どのようにすればバージョン管理に非ソリューション項目を追加できますか。 |
[ソース管理に追加] ダイアログ ボックスを使用してください。詳細については、「方法 : 非プロジェクトまたは非ソリューションのファイルおよびフォルダをバージョン管理に追加する」を参照してください。 |
どのようにすればバージョン管理を使用して、バージョン管理から削除したファイルを復元できますか。 |
ソース管理エクスプローラのフォルダ ペインで、ファイルを右クリックし、[特定バージョンの取得] をクリックします。次に、[ローカル バージョンが指定のバージョンと一致する場合でもすべてのファイルを上書きする] チェック ボックスをオンにします。 |
上位変換モデルとして共有機能や固定機能を使用できますか。 |
このような機能を Team Foundation バージョン管理 に実装するには、分岐機能やマージ機能を使用します。詳細については、「Team Foundation バージョン管理の分岐およびマージ」を参照してください。 |
固定機能はサポートされていますか。 |
いいえ。この機能を Team Foundation バージョン管理 に実装するには、ラベルまたは分岐を使用します。詳細については、「方法 : ラベルを適用する」および「Team Foundation バージョン管理の分岐およびマージ」を参照してください。 |
変更セットを照会できますか。 |
Team Foundation バージョン管理 のこのリリースでは、変更セットを照会できません。 |
変更セットをロールバックできますか。 |
方法 : 変更セットをロールバックする を参照してください。 |
ディレクトリ構造を比較できますか。 |
Team Foundation バージョン管理 のこのリリースでは、ディレクトリ構造の比較機能はサポートされていません。 |
シェルブされた変更をワークスペースにマージできますか。 |
いいえ。アンシェルブすると、シェルブセットに含まれているファイルが自動的にチェックアウトされ、それぞれのコピーがワークスペースに格納されます。このアクションでは、バージョンが適宜オーバーライドされます。ファイルのいずれかが現在ワークスペースにチェックアウトされていると、アンシェルブ操作が失敗するため、2 つのバージョンはマージされません。 |
どのようにすれば削除された項目を表示できますか。 |
Visual Studio で、[ツール] メニューの [オプション] をクリックし、[ソース管理] を展開します。次に、[Visual Studio Team Foundation Server] をクリックして、[ソース管理エクスプローラで削除された項目を表示する] チェック ボックスをオンにします。 |
オフラインで作業できますか。 |
オフラインで作業するには、ファイルのプロパティを [書き込み] に切り替えるか、またはファイル構造をチェックアウトした後にそのステータスを [オフライン] に変更します。 |