VCPlatform.MatchName メソッド
指定した名前とコレクションの項目の名前を一致させます。
名前空間 : Microsoft.VisualStudio.VCProjectEngine
アセンブリ : Microsoft.VisualStudio.VCProjectEngine (Microsoft.VisualStudio.VCProjectEngine.dll 内)
構文
'宣言
Function MatchName ( _
NameToMatch As String, _
FullOnly As Boolean _
) As Boolean
'使用
Dim instance As VCPlatform
Dim NameToMatch As String
Dim FullOnly As Boolean
Dim returnValue As Boolean
returnValue = instance.MatchName(NameToMatch, _
FullOnly)
bool MatchName(
string NameToMatch,
bool FullOnly
)
bool MatchName(
[InAttribute] String^ NameToMatch,
[InAttribute] bool FullOnly
)
function MatchName(
NameToMatch : String,
FullOnly : boolean
) : boolean
パラメータ
NameToMatch
型 : System.String必ず指定します。対応させる名前です。
FullOnly
型 : System.Boolean必ず指定します。MatchName と名前の文字列全体とを対応させる場合は true、名前の一部の文字列と対応させる場合は false です。
MatchName を true に設定すると、プロジェクト、フォルダ、およびファイルに対して便利です。また、この設定には対応させる絶対パスが必要です。フォルダの絶対パスとは、上位のフォルダ名の連結であり、そのフォルダ自体の名前も含まれます。最上位フォルダの完全名は、そのフォルダ自体の名前と同じです。Source Files という名前のフォルダに MyProject というサブフォルダがある場合、MyProject フォルダの完全名は、Source Files\MyProject になります。
戻り値
型 : System.Boolean
対応する名前があった場合は true、それ以外の場合は false です。
解説
MatchName は、コレクションのアイテムを操作するメソッドです。コレクションのメンバの反復処理を行う場合は、MatchName メソッドを使用して、現在の項目が必要な項目かどうかを判断できます。
また、MatchName を使用すると、プラットフォームに関係なくデバッグ構成を対応させることができます。プラットフォームは、完全名 Debug\Win32 の一部です。
MatchName を使用してコレクションにインデックスを付けることはできません。インデックス付けは、[] 演算子または同等の .Item() メソッドの使用を意味しますが、MatchName はいずれのプロセスに対しても機能しません。
例
このサンプル コードをコンパイルして実行する方法については、「方法 : プロジェクト モデル機能拡張のプログラム例をコンパイルする」を参照してください。
統合開発環境 (IDE) で VCPlatformMatchName メソッドを変更するサンプル コードを次に示します。
' add reference to Microsoft.VisualStudio.VCProjectEngine
Imports EnvDTE
Imports Microsoft.VisualStudio.VCProjectEngine
Public Module Module1
Sub Test()
Dim prj As VCProject
Dim cfgs, tools As IVCCollection
Dim cfg As VCConfiguration
Dim p As VCPlatform
prj = DTE.Solution.Projects.Item(1).Object
p = prj.Platforms(1)
If p.MatchName("Win32", True) Then
p.ExecutableDirectories = "T"
End If
End Sub
End Module
アクセス許可
- 直前の呼び出し元に対する完全な信頼。このメンバは、部分的に信頼されているコードから使用することはできません。詳細については、「部分信頼コードからのライブラリの使用」を参照してください。