Emacs に固有のショートカット キー (Emacs スキーム)
更新 : 2007 年 11 月
次のショートカット キーは、Emacs の編集コマンドと同じキー操作を、統合開発環境 (IDE) でも使用できるようにしたものです。
Visual Studio では、切り取りコマンドとコピー コマンドの動作は、Emacs の場合と異なります。
Emacs の切り取りとコピーの動作を使用するには
[ツール] メニューの [オプション] をクリックします。
[テキスト エディタ] を展開して、[すべての言語] をクリックします。
[設定] の [選択領域がない場合は、切り取りまたはコピー コマンドを空白行に適用する] をオフにします。
[OK] をクリックします。
一般的なショートカット キー
コマンド |
キー |
説明 |
---|---|---|
Edit.EmacsExtendedCommand |
Alt + X |
[標準] ツール バーの [検索] ボックスにカーソルを配置します。 |
Edit.EmacsFindReplace |
Shift + Alt + 5 |
[検索と置換] ダイアログ ボックスの [クイック置換] タブに置換オプションを表示します。 |
Edit.EmacsPasteRotate |
Alt + Y |
ツールボックスの [クリップボード リング] タブのアイテムをファイル内に貼り付け、貼り付けたアイテムを自動的に選択します。もう一度 Alt + Y キーを押すと、クリップボード リングに次のアイテムが貼り付けられます。 |
Edit.EmacsQuit |
Ctrl + G |
現在のコマンドまたはコードを中断し、領域を非アクティブにします。 |
Edit.EmacsUniversalArgument |
Ctrl + U |
整数値を入力するためのプロンプトを表示し、最初に入力された文字がハイフンの場合は負数を返します。数値以外の文字が入力された場合、コマンドのプレフィックスが整数値に設定されます。整数値が入力されなかった場合、既定値は 4 です。コマンドを繰り返し呼び出すと、入力した値に直前の累算値が乗じられます。 |
テキスト操作
コマンド |
キー |
説明 |
---|---|---|
Edit.EmacsBreakLine |
Enter |
改行を挿入します。 |
Edit.EmacsBreakLineIndent |
Ctrl + J |
新しい行を挿入し、その行にインデントを設定します。 |
Edit.EmacsCharTranspose |
Ctrl + T |
カーソルの両側にある文字を入れ替えます。たとえば、Ed|n Sub は End| Sub に変更されます。 |
Edit.EmacsDeleteSelection |
Ctrl + Del |
現在の選択項目を削除します。 |
Edit.EmacsDeleteToEOL |
Ctrl + K |
カーソル位置から現在の行の末尾までを削除します。 |
Edit.EmacsLineOpen |
Ctrl + O |
カーソルの後ろに改行を挿入します。カーソルは、そのまま現在の行に置かれます。 |
Edit.EmacsQuotedInsert |
Ctrl + Q |
他のキーを読み込み、そのキーをバッファに挿入します。キーは 8 ビットの ASCII 文字であることが必要です。このコマンドを使用すると、制御文字、メタ文字、グラフィック文字などをバッファに挿入できます。 |
Edit.EmacsWordCapitalize |
Alt + C |
カーソルが単語と単語の間に置かれている場合、カーソルの右側の文字 (次の単語の最初の文字) を大文字にします。 |
Edit.EmacsWordDeleteToEnd |
Alt + D |
カーソルの右側の文字を単語の終わりまで削除します。 |
Edit.EmacsWordDeleteToStart |
Alt + BackSpace または Alt +Del |
カーソルの左側の文字を単語の先頭まで削除します。 |
Edit.EmacsWordLowercase |
Alt + L |
選択したテキストを小文字に変更します。 |
Edit.EmacsWordTranspose |
Alt + T |
カーソル位置の両側の単語を入れ替えます。たとえば、|End Sub は Sub End| に変更されます。 |
Edit.EmacsWordUppercase |
Alt + U |
選択したテキストを大文字に変更します。 |
テキスト移動
コマンド |
キー |
説明 |
---|---|---|
Edit.EmacsCharLeft |
Ctrl + B |
カーソルを 1 文字左に移動します。 |
Edit.EmacsCharRight |
Ctrl + F |
カーソルを 1 文字右に移動します。 |
Edit.EmacsDocumentEnd |
End または Shift + Alt + . (ピリオド) または Shift + End または Ctrl + X、] |
カーソルを現在のドキュメントの末尾に移動します。 |
Edit.EmacsDocumentStart |
Home または Shift + Alt + , (コンマ) または Shift + Home または Ctrl + X、[ |
カーソルを現在のドキュメントの先頭に移動します。 |
Edit.EmacsGoToLine |
Alt + G |
現在のドキュメントの特定のコード行に移動するための [指定行へのジャンプ] ダイアログ ボックスを表示します。 |
Edit.EmacsLineDown |
Ctrl + N |
カーソルを 1 行下に移動します。 |
Edit.EmacsLineEnd |
Ctrl + E |
カーソルを現在の行の末尾に移動します。ワード ラップを使用した場合、カーソルは現在の行の物理的な (表示上の位置ではなく) 末尾位置に移動されます。 |
Edit.EmacsLineStart |
Ctrl + A |
カーソルを現在の行の先頭に移動します。ワード ラップを使用した場合、カーソルは現在の行の物理的な (表示上の位置ではなく) 先頭位置に移動されます。 |
Edit.EmacsLineUp |
Ctrl + P |
カーソルを 1 行上に移動します。 |
Edit.EmacsPopMark |
Ctrl + X、Ctrl + Space または Ctrl + X、Ctrl + Shift + 2 |
カーソルを現在のマークに移動した後、そのロケーション スタックのマークを削除します。 |
Edit.EmacsScrollLineCenter |
Ctrl + L |
現在の行がエディタの表示領域の中央に配置されるようにドキュメントをスクロールします。 |
Edit.EmacsScrollLineTop |
Shift + Alt + 1 |
現在の行がエディタの表示領域の先頭に配置されるようにドキュメントをスクロールします。 |
Edit.EmacsScrollPageDown |
Ctrl + V |
ドキュメントを下にスクロールします。 |
Edit.EmacsScrollPageUp |
Alt + V |
ドキュメントを上にスクロールします。 |
Edit.EmacsSetMark |
Ctrl + Shift + 2 または Ctrl + Space |
現在のカーソル位置について、ロケーション スタックにマークを追加します。 |
Edit.EmacsSwapPointAndMark |
Ctrl + X、Ctrl + X |
カーソルをロケーション スタック内の現在のマークまで移動し、このコマンドを呼び出した時点のカーソル マーク位置まで現在のマークを移動します。 |
Edit.EmacsWordNext |
Ctrl + → または Alt + F または Alt + → |
カーソルを次の単語の先頭文字に移動します。 |
Edit.EmacsWordPrevious |
Ctrl + ← または Alt + B または Alt + ← |
カーソルを前の単語の先頭文字に移動します。 |
ファイル管理
コマンド |
キー |
説明 |
---|---|---|
Edit.EmacsFileSaveDirty |
Ctrl + X、S |
変更されたファイルを一覧表示します。保存するファイルを選択できます。 |
ウィンドウの管理
コマンド |
キー |
説明 |
---|---|---|
Edit.EmacsCloseOtherWindow |
Ctrl + X、1 |
ウィンドウが分割されている場合、このショートカットを使用すると、フォーカスの設定されていない方のペインが閉じられます。 |
Edit.EmacsOtherWindow |
Ctrl + X、O |
分割されたウィンドウのペイン間でフォーカスを切り替えます。 |
Edit.EmacsSplitVertical |
Ctrl + X、2 |
現在のドキュメントを垂直方向に半分に分割します。各ウィンドウで、現在のコード行が中央に表示されます。 |