<deviceFilters>
更新 : 2007 年 11 月
Web.config ファイルの <system.web> セクション内でフィルタ処理の構成セクションを指定します。
<system.web>
<deviceFilters>
<filter name="capability"
compare="capabilityName"
argument="argument" />
<filter name="capability"
type="className"
method="methodName" />
<!-- Additional filters here. -->
</deviceFilters>
</system.web>
解説
比較型エバリュエータとエバリュエータ デリゲートの 2 種類のデバイス フィルタから選択できます。
単純比較の場合は、機能の名前と比較対象の値を提供することによって、比較型フィルタを指定できます。実行時に、このデバイス フィルタは、機能の値と指定された値が等しい場合に true と評価します。ブール型のプロパティは大文字と小文字を区別しないで比較されるため、true と True は同じになります。他のプロパティは、大文字と小文字を区別して比較されます。
複雑な評価を行う場合は、メソッドのクラス名とメソッド名を提供することによって、エバリュエータ デリゲート型フィルタを指定できます。実行時には、指定されたメソッドが呼び出され、このデバイス フィルタで true と評価されるかどうかを判断します。
<filter> 要素にある属性は、次の表のとおりです。
属性 |
説明 |
---|---|
name |
デバイス フィルタの一意の名前を指定します。
メモ :
定義したフィルタと同じ名前のフィルタが、構成ファイルの後の方でも定義されている、または、構成ファイルの階層の下の階層でも定義されている場合、前の方で定義したフィルタはオーバーライドされます。
|
compare |
比較エバリュエータで評価する機能を指定します。この機能は、組み込み機能にすることも、カスタム機能エバリュエータの名前を指定することもできます。 |
argument |
機能の比較対象とする引数を指定します。 |
type |
エバリュエータ デリゲートを提供するクラス型を指定します。名前は完全修飾する必要があります。ASP.NET では、その型の指定したアセンブリが検索されます。 |
method |
エバリュエータ デリゲートを提供するクラスのメソッドを指定します。このメソッドは静的であることが必要です。また、次のシグネチャが必要です。
|