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AfxParseURLEx

更新 : 2007 年 11 月

このグローバル関数は AfxParseURL の拡張バージョンであり、CInternetSession::OpenURL で使われます。

BOOL AFXAPI AfxParseURLEx(
   LPCTSTR pstrURL,
   DWORD& dwServiceType,
   CString& strServer,
   CString& strObject,
   INTERNET_PORT& nPort,
   CString& strUsername,
   CString& strPassword,
   DWORD dwFlags = 0 
);

パラメータ

  • pstrURL
    解析する URL を表す文字列へのポインタ。

  • dwServiceType
    インターネット サービス種別を指定します。次の値を指定できます。

    • AFX_INET_SERVICE_FTP

    • AFX_INET_SERVICE_HTTP

    • AFX_INET_SERVICE_HTTPS

    • AFX_INET_SERVICE_GOPHER

    • AFX_INET_SERVICE_FILE

    • AFX_INET_SERVICE_MAILTO

    • AFX_INET_SERVICE_NEWS

    • AFX_INET_SERVICE_NNTP

    • AFX_INET_SERVICE_TELNET

    • AFX_INET_SERVICE_WAIS

    • AFX_INET_SERVICE_MID

    • AFX_INET_SERVICE_CID

    • AFX_INET_SERVICE_PROSPERO

    • AFX_INET_SERVICE_AFS

    • AFX_INET_SERVICE_UNK

  • strServer
    サービス種別に続く URL の最初のセグメント。

  • strObject
    URL が参照するオブジェクト。空値でもかまいません。

  • nPort
    URL にサーバー部またはオブジェクト部のいずれかが含まれている場合、その部分からポート番号が決定されます。

  • strUsername
    ユーザー名を表す CString オブジェクトへの参照。

  • strPassword
    ユーザーのパスワードを表す CString オブジェクトへの参照。

  • dwFlags
    URL の解析方法を制御するフラグ。次の値を組み合わせて指定できます。

    説明

    ICU_DECODE

    %XX エスケープ シーケンスを文字に変換します。

    ICU_NO_ENCODE

    認識できない文字をエスケープ シーケンスに変換しません。

    ICU_NO_META

    URL から "\ ." や "\ .." などのメタ シーケンスを削除しません。

    ICU_ENCODE_SPACES_ONLY

    スペースだけをエンコードします。

    ICU_BROWSER_MODE

    '#' または '?' の後ろの文字をエンコードまたはデコードせず、'?' の後に続く空白を削除しません。この値を指定しないと、URL 全体がエンコードされ、後続の空白が削除されます。

    MFC の既定では、フラグをまったく設定しないので、認識できない文字とメタ シーケンス (\.、\ ..、\... など) がすべてエスケープ シーケンスに変換されます。

戻り値

URL の解析に成功した場合は 0 以外の値を返します。空値の場合、またはインターネット サービスの種類が不明な場合は 0 を返します。

解説

URL 文字列を解析し、サービスの種別とコンポーネントのほか、ユーザーの名前とパスワードを返します。フラグによって、認識できない文字の処理方法を指定します。

few2948k.alert_note(ja-jp,VS.90).gifメモ :

この関数を呼び出すには、プロジェクトに AFXINET.H をインクルードする必要があります。

必要条件

ヘッダー : afxinet.h

参照

概念

MFC マクロとグローバル

参照

AfxGetInternetHandleType