次の方法で共有


コマンド ライン ビルドのパスと環境変数の設定

更新 : 2007 年 11 月

vcvars32.bat ファイルは、適切な環境変数を設定して 32 ビットのコマンド ライン ビルドを有効にします。コマンド ラインで 64 ビット ツールセットを有効にする方法については、「方法 : 64 ビットの Visual C++ ツールセットをコマンド ラインから有効にする」を参照してください。

DEVENV を使用してコマンド ライン ビルドを実行する場合、vcvars32 の設定は、/useenv オプションを指定しない限りビルドには影響しません。

vcvars32.bat を実行するには

  1. コマンド プロンプトで、Visual C++ インストールの \bin サブディレクトリに入ります。

  2. 「VCVARS32」と入力して、vcvars32.bat を実行します。

f2ccy3wt.alert_caution(ja-jp,VS.90).gif注意 :

vcvars32.bat ファイルは、コンピュータによって異なる場合があります。vcvars32.bat ファイルが見つからない場合や破損している場合でも、別のコンピュータの vcvars32.bat と置き換えないでください。その場合は、Visual C++ のセットアップ プログラムを再実行してファイルを置き換えてください。

vcvars32.bat の詳細については、次のサポート技術情報の文書を参照してください。

  • 「PRB: Vcvars32.bat Generates Out of Environment Message (Q248802)」

このバージョンの Visual C++ がインストールされているコンピュータに以前のバージョンの Visual C++ が存在する場合は、同じコマンド ウィンドウで異なるバージョンの vcvars32.bat を実行しないでください。

CL.exe はプリプロセッサとコンパイラを起動し、LINK.exe はリンカを起動します。CL ではリンカも起動できるため、ほとんどの場合は LINK を直接起動する必要はありません。

CL.exe や LINK.exe などのコマンド ライン ツールでは、以下の環境変数を正しく設定する必要があります。

参照

概念

リンク

参照

リンカ オプション

コンパイラ オプション

その他の技術情報

コマンド ラインでのビルド

C/C++ プログラムのコンパイル