COleControl::OnGetNaturalExtent

[アーティクル]
09/17/2008

更新 : 2007 年 11 月

コンテナの IViewObjectEx::GetNaturalExtent 要求への応答として、フレームワークによって呼び出されます。

virtual BOOL OnGetNaturalExtent(
   DWORD dwAspect,
      LONG lindex,
      DVTARGETDEVICE* ptd,
      HDC hicTargetDev,
      DVEXTENTINFO* pExtentInfo,
      LPSIZEL psizel 
);

パラメータ

dwAspect
オブジェクトの表示方法を指定します。表示方法には、内容、アイコン、サムネイルや印刷されたカバーレターが含まれます。有効な値は、DVASPECT の列挙型、または DVASPECT2 列挙型から設定されます。
lindex
操作対象となるオブジェクトの部分。現時点では -1 だけが有効です。
ptd
オブジェクトのサイズが返されるターゲットデバイスが定義された DVTARGETDEVICE 構造体へのポインタ。
hicTargetDev
ptd パラメータで指定されたターゲットデバイスの情報コンテキストを指定します。このパラメータに基づいて、オブジェクトはデバイスメトリックを抽出し、デバイスの機能をテストします。ptd が NULL の場合、オブジェクトは hicTargetDev パラメータの値を無視します。
pExtentInfo
サイズに関するデータを指定する DVEXTENTINFO 構造体へのポインタ。DVEXTENTINFO 構造体を次に示します。

typedef struct tagExtentInfo

{

UINT cb;

DWORD dwExtentMode;

SIZEL sizelProposed;

} DVEXTENTINFO;

構造体メンバ dwExtentMode は、以下の値のいずれかです。
- DVEXTENT_CONTENT コントロールが内容に完全に一致する (サイズが一致する) のに必要な大きさを調べます。
- DVEXTENT_INTEGRAL サイズ変更するときには、推奨サイズがコントロールに渡されます。
psizel
コントロールによって返されたサイズデータへのポインタ。調整されていない場合の戻り値のサイズデータは -1 に設定されます。