既存の MFC アプリケーションへの HTML ヘルプ形式の状況依存のヘルプの追加
更新 : 2007 年 11 月
ウィザードで状況依存のヘルプのオプションを指定せずに MFC アプリケーションを作成した場合は、後で状況依存のヘルプを追加できます。
HTML ヘルプ形式の状況依存のヘルプを MFC アプリケーションに追加するには
MFC アプリケーション ウィザードを実行し、状況依存のヘルプ オプションを選択して、ヘルプに関連するファイルとコードを使用する新規アプリケーションを作成します。このプロジェクトを HasHelp と呼びます。
「プロジェクトへのヘルプ固有リソースのコピー」の手順に従います。
「ヘルプのメッセージ マップのコマンドのコピー」の説明に従います。
HTML ヘルプ形式の状況依存のヘルプを有効にして作成されたプロジェクトのファイルを hlp ディレクトリからコピーします。ファイルを hlp ディレクトリからコピーします。
*.hh* ファイルの名前を作成中のアプリケーション名に変更します。
HTML Help Workshop で .hhp ファイルを開き、.hhp ファイル内のファイル名をプロジェクトの *.hh* ファイルと同じ名前に変更します。
AppName モジュールのコンストラクタに次の行を追加します。AppName はアプリケーション名であり、この例では Test を使用します。
EnableHtmlHelp();
HTML ヘルプ形式の状況依存のヘルプを有効にして作成されたプロジェクトの .vcproj ファイルをメモ帳を使ってチェックし、プロジェクトのビルド時にヘルプ ファイル (.chm ファイル) の作成に使用したカスタム ビルド手順を探します。.vcproj ファイル内の VCCustomBuildTool を検索し、カスタム ビルド手順を見つけます。見つかったカスタム ビルド手順をプロジェクトにコピーします。HasHelp をすべてプロジェクトの名前と置き換えします。