Number オブジェクト
更新 : 2007 年 11 月
数値データを表すオブジェクトです。数値定数のプレースホルダでもあります。
function Number( [value : Number] )
引数
- value
必ず指定します。作成する Number オブジェクトの数値。
解説
Number オブジェクトは、数値データのラッパーです。Number オブジェクトを使用する主な目的は、数値の各種プロパティを 1 つのオブジェクトに集めておくこと、および toString メソッドを使用して数値を文字列へ変換できるようにすることです。Number オブジェクトは Number 型に似ています。ただし、プロパティとメソッドが異なります。
メモ : |
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ほとんどの場合、Number オブジェクトを明示的に作成する必要はありません。通常は Number 型を使用してください。Number オブジェクトは Number 型と相互運用されるため、Number オブジェクトのメソッドとプロパティはすべて、Number 型の変数に対しても使用できます。詳細については、「Number 型」を参照してください。 |
Number オブジェクトは、数値データを 8 バイトの倍精度浮動小数点数として保持します。倍精度の 64 ビット IEEE 754 値を表します。Number オブジェクトは、-1.79769313486231570E+308 ~ +1.79769313486231570E+308 の範囲の数値を表すことができます。表すことのできる最小の数値は 4.94065645841247E-324 です。Number オブジェクトは非数 (NaN)、正の無限大、負の無限大、正の 0、および負の 0 を表すことができます。
Number オブジェクトのデータ型は Object で、Number ではありません。