CDaoWorkspaceInfo 構造体
更新 : 2007 年 11 月
CDaoWorkspaceInfo 構造体は、データベース アクセス オブジェクト (DAO: Data Access Objects) データベースへのアクセス用に定義されたワークスペースに関する情報を保持します。
struct CDaoWorkspaceInfo
{
CString m_strName; // Primary
CString m_strUserName; // Secondary
BOOL m_bIsolateODBCTrans; // All
};
パラメータ
m_strName
ワークスペース オブジェクトの一意の名前。このプロパティの値を直接取得するには、クエリ定義オブジェクトの GetName メンバ関数を呼び出します。詳細については、DAO ヘルプの「Name Property」を参照してください。m_strUserName
ワークスペース オブジェクトのオーナーを表す値。関連情報については、DAO ヘルプの「UserName Property」を参照してください。m_bIsolateODBCTrans
同じオープン データベース コネクティビティ (ODBC: Open Database Connectivity) データベースを必要とする複数のトランザクションが分離されているかどうかを示す値。詳細については、CDaoWorkspace::SetIsolateODBCTrans を参照してください。関連情報については、DAO ヘルプの「IsolateODBCTrans Property」を参照してください。
解説
ワークスペースは CDaoWorkspace クラスのオブジェクトです。上の "プライマリ"、"セカンダリ"、および "すべて" は、CDaoWorkspace クラスの GetWorkspaceInfo メンバ関数によってどの情報が返されるかを示しています。
CDaoWorkspace::GetWorkspaceInfo メンバ関数により取得された情報は、CDaoWorkspaceInfo 構造体に格納されます。デバッグ用のビルドでは、CDaoWorkspaceInfo は Dump メンバ関数も定義しています。Dump 関数を使って CDaoWorkspaceInfo オブジェクトの内容をダンプできます。
必要条件
ヘッダー : afxdao.h