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CComBSTR::operator +=

更新 : 2007 年 11 月

CComBSTR オブジェクトに文字列を追加します。

CComBSTR& operator +=(
   const CComBSTR& bstrSrc 
);
CComBSTR& operator +=(
   const LPCOLESTR pszSrc 
);

パラメータ

  • bstrSrc
    [入力] 追加する CComBSTR オブジェクト。

  • pszSrc
    [入力] 追加する 0 で終わる文字列。

解説

ユーザーの既定のロケールのコンテキストにおいて CComBSTR のテキストが比較されます。LPCOLESTR 比較は、各文字列の生データに対して memcmp を使用して行われます。LPCSTR 比較は、pszSrc の一時的な Unicode コピーが作成された後で、同様の方法で実行されます。最後の比較演算子では、格納されている文字列が NULL かどうかを比較するだけです。

使用例

CComBSTR bstrPre(OLESTR("Hello "));
CComBSTR bstrSuf(OLESTR("World!"));

// Appends "World!" to "Hello "
bstrPre += bstrSuf;

// Displays a message box with text "Hello World!"
::MessageBox(NULL, CW2CT(bstrPre), NULL, MB_OK);   

必要条件

ヘッダー : atlcomcli.h

参照

概念

ATL と MFC の文字列変換マクロ

参照

CComBSTR クラス

CComBSTR::Append

CComBSTR::AppendBSTR

その他の技術情報

CComBSTR のメンバ