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プロパティ ページ (EntityDataSource コントロール)

  • [アーティクル]

更新 : 2007 年 11 月

Web ページ デザイン サーフェイスでデザイン時コントロールを選択すると、ASP.NET EntityDataSource コントロールのプロパティ ページが表示されます。プロパティ ページでは、値の設定を行うことができます。ここでは、メタデータの特定のビューに対して適切と見なされない値にも設定できます。

Cc488536.alert_note(ja-jp,VS.90).gifメモ :

データ ソースの構成ウィザードに表示されるデータとは異なり、プロパティ ページは、他のプロパティに関連するプロパティを選択したときに、関連プロパティが自動的に更新されて有効な値が反映されるようにはなっていません。データ ソースの構成ウィザードでは、[DefaultContainerName] ドロップダウン リストで [EntityContainer] を選択すると、[EntitySetName] ドロップダウン リストに表示されるエンティティ セットの一覧に、そのコンテナで有効なエンティティ セットが自動的に設定され、EntitySetName の以前の値はすべてクリアされます。このウィザードでは、構成の限定的なビューが提供されます。

プロパティ ページでは、依存するプロパティのプロパティ値が自動的に調整されることはありませんが、指定されたプロパティのドロップダウン リストで使用できる値は、他の値に基づいている場合があります。たとえば、現在の ContainerName が認識されている場合、[EntitySetName] のドロップダウン リストを展開すると、その ContainerName で有効なエンティティ セットの一覧が表示されます。

次の図は、プロパティが割り当てられているプロパティ ページを示しています。

EntityDataSource プロパティ ページ

EntityDataSource コントロールのプロパティの動作を次の一覧に示します。

  • 動作グループのプロパティはすべてブール値であり、ドロップダウン リスト内で true または false のみが許可されます。

  • ConnectionString は単純な文字列です。文字列の有効性は、実行時に判断されます。

  • DefaultContainerName は、このトピックの前半で説明したウィザードと同じエンティティ コンテナのセットのドロップダウン リストです。ユーザーは、一覧にないコンテナ名を入力することができます。無効な名前は実行時に検出されます。

  • EntitySetName は、選択されたコンテナ名のエンティティ セットのドロップダウン リストです。検出可能なメタデータ内にコンテナ名が見つからない場合、このプロパティは空になることがあります。ユーザーは、一覧にない EntitySetName を入力することができます。無効な名前は実行時に検出されます。

  • GroupBy は、パラメータを持たない単純な文字列です。

  • OrderBy、Where、Select、および CommandText は、次の 2 つの部分から構成されます。

    • 式のテキストを含む文字列。

    • これらの式で使用されるパラメータ。プロパティ ページには、文字列のみが表示されます。パラメータは、ビルダの省略記号を再びクリックするかまたはマークアップを直接表示しないと表示されません。これらのプロパティのビルダ ダイアログ ボックスの詳細については、「式エディタ (Entity Data Source コントロール)」の OrderBy、Select、Where、および CommandText の各ダイアログ ボックスの説明を参照してください。

  • EntityTypeFilter は、EntitySetName プロパティが空でなくメタデータ内で認識される場合にデータ ソースの構成ウィザードに表示されるのと同じ型のセットのドロップダウン リストです。ユーザーは、一覧にない値を入力することができます。無効な名前は実行時に検出されます。

  • ID は、ページ マークアップ内のコントロールの識別子です。

[イベント] ページ

[イベント] ページには、EntityDataSource コントロールのパブリック イベントが表示されます。Visual Studio は、このイベントのハンドラに適したシグネチャに適合するすべてのメソッドを示すドロップダウン リストを提供します。ユーザーは、プロパティ値をダブルクリックすることで、新しいメソッドを追加したり、メソッドが既にコードに含まれている場合は既存のメソッドに移動したりできます。

次の図は、EntityDataSource コントロールのイベント ページを示しています。

EntityDataSource プロパティ ページ、イベント

参照

概念

ツールボックス アイテム (EntityDataSource コントロール)

デザイン時コントロール (EntityDataSource コントロール)

データ ソースの構成ウィザード (EntityDataSource コントロール)