/nowarn
更新 : 2007 年 11 月
警告を生成するコンパイラの機能が表示されないようにします。
/nowarn[:numberList]
引数
- numberList
省略可能です。コンパイラが省略する警告の ID 番号をコンマ区切りで指定したリストです。警告の ID が指定されていない場合、すべての警告が省略されます。
解説
/nowarn オプションを指定すると、コンパイラは警告を生成しません。個別の警告を省略するには、/nowarn オプションに、コロンに続けて警告の ID を 指定します。警告番号が複数ある場合は、コンマで区切ります。
必要なのは、警告 ID の数値を指定することだけです。たとえば、使用されていないローカル変数の警告である BC42024 を省略するには、/nowarn:42024 と指定します。
警告の ID 番号の詳細については、「Visual Basic での警告の構成」 を参照してください。
Visual Studio 統合開発環境で /nowarn を設定するには
ソリューション エクスプローラでプロジェクトを選択します。[プロジェクト] メニューの [プロパティ] をクリックします。詳細については、「プロジェクト デザイナの概要」を参照してください。
[コンパイル] タブをクリックします。
すべての警告を無効にするには、[すべての警告を表示しない] チェック ボックスをオンにします。
または
特定の警告を無効にするには、警告の隣にあるドロップダウン リストの [なし] をクリックします。
使用例
T2.vb をコンパイルし、警告を表示しないようにする場合のコード例です。
vbc /nowarn t2.vb
次のコードでは、T2.vb をコンパイルし、使われていないローカル変数の警告 (42024) を表示しません。
vbc /nowarn:42024 t2.vb