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カスタム カルチャの技術サンプル

更新 : 2007 年 11 月

このサンプルでは、CultureInfo 型を継承する新しいクラスを作成することによりカスタム カルチャを作成する方法を示します。このカスタム カルチャを使用して、書式設定情報を指定したり (このサンプルでは通貨)、サテライト リソース DLL または並行アセンブリからリソースを取得したりできます。このサンプルは、コマンド ラインからのみビルドできます。Visual Studio ではビルドできません。

このサンプルの使用については、次のトピックを参照してください。

コマンド プロンプトを使用してサンプルをビルドするには

  1. コマンド プロンプト ウィンドウを開き、サンプルの使用言語に対応するサブディレクトリに移動します。

  2. 使用プログラミング言語に応じて、コマンド ラインで「msbuild CustomCultureCS.sln」または「msbuild CustomCultureVB.sln」と入力します。たとえば、C# バージョンのアプリケーションをビルドするには、コマンド ラインで「msbuild CustomCultureCS.sln」と入力します。

サンプルを実行するには

  1. コマンド プロンプトまたは Windows エクスプローラを使用して、ビルドした実行可能ファイルが格納されているディレクトリに移動します。

  2. コマンド ラインで「CustomCulture.exe」と入力するか、Windows エクスプローラで実行可能ファイルのアイコンをダブルクリックします。

必要条件

.NET Framework のバージョン : 2.0、1.1、1.0

解説

新しいクラスは CultureInfo のメンバをオーバーライドして通貨の書式を指定し、カスタム カルチャの Name プロパティなど、カスタム クラス固有のリソースを呼び出し側アプリケーションに提供します。カスタム カルチャの実装の詳細については、ソース コード ファイルのコメントを参照してください。

参照

概念

リソースのローカリゼーション

ローカライズ対象の確認

ローカリゼーション

参照

Assembly

CultureInfo

CurrentThread

LoadFrom

NumberFormatInfo

ResourceManager

StartupPath

System.Globalization

System.Threading

その他の技術情報

エンコーディングとローカリゼーション