CShellManager::BrowseForFolder
更新 : 2007 年 11 月
ユーザーがシェル フォルダを選択できるダイアログ ボックスを表示します。
BOOL BrowseForFolder(
CString& strOutFolder,
CWnd* pWndParent = NULL,
LPCTSTR lplszInitialFolder = NULL,
LPCTSTR lpszTitle = NULL,
UINT ulFlags = BIF_RETURNONLYFSDIRS,
LPINT piFolderImage = NULL
);
パラメータ
[出力] strOutFolder
選択したフォルダのパスを格納するためにメソッドが使用する文字列。[入力] pWndParent
親ウィンドウへのポインタ。[入力] lplszInitialFolder
ダイアログ ボックスが表示されるときに既定で選択されているフォルダを含む文字列。[入力] lpszTitle
ダイアログ ボックスのタイトル。[入力] ulFlags
ダイアログ ボックスのオプションを指定するフラグ。詳細については、BROWSEINFO のトピックを参照してください。[出力] piFolderImage
メソッドが選択したフォルダのイメージ インデックスを書き込む整数値へのポインタ。
戻り値
ダイアログ ボックスからフォルダを選択する場合は 0 以外の値を返します。それ以外の場合は 0 を返します。
解説
このメソッドを呼び出すと、ユーザーがフォルダを選択できるダイアログ ボックスが作成および表示されます。このメソッドは、フォルダのパスを strOutFolder パラメータに書き込みます。
使用例
CShellManager オブジェクトへの参照を CWinAppEx::GetShellManager メソッドを使用して取得する方法と、BrowseForFolder メソッドの使用方法を次の例に示します。このコード スニペットは、「Explorer サンプル : MFC Windows エクスプローラ アプリケーション」の一部です。
CString strPath;
// The this pointer points to the CExplorerView class which extends the CView class.
// CMFCShellListCtrl m_wndList
if (m_wndList.GetCurrentFolder (strPath) &&
theApp.GetShellManager ()->BrowseForFolder (strPath,
this, strPath, _T("Copy the selected item(s) to the folder:")))
{
MessageBox (CString (_T("The selected path is: ")) + strPath);
}
必要条件
ヘッダー : afxshellmanager.h