方法 : 保存されるテストの実行の数を制限する
更新 : 2007 年 11 月
Visual Studio では、すべてのテストの実行に関する情報が保存されます。この情報はファイルに保存され、各テストの実行のフォルダに格納されます。通常、テストの実行のフォルダは <your solution folder>\TestResults\<test run folders> にあります。
これらのファイルによってディスク領域が大量に使用されることを防ぐには、2 つの方法があります。
テスト項目の配置を無効にすることができます。配置を無効にすると、テストは保存先のフォルダで実行されます。つまり、テストの実行に必要なファイルがテストの実行前に新しいフォルダにコピーされません。テスト配置の詳細については、「テストの配置」を参照してください。
Visual Studio は、新しいテストの実行が作成されるたびに古い実行を削除することにより、保存されるテストの実行の数を制限します。この機能を無効にすることはできません。ただし、Visual Studio によって保存されるテストの実行の数を 1 ~ 9999 の範囲で設定できます。保存されるテストの実行の既定数は 25 です。
例
保存するテストの実行の数を 25 に設定すると、次のような結果になります。
テストの実行を開始します。
Visual Studio が現在のソリューションの TestResults フォルダに保存されているテストの実行の数を確認します。
保存されている実行の数が 25 に達していなければ、Visual Studio はテストを実行し、新しいテスト結果フォルダを作成して、そのフォルダにテスト結果を書き込みます。
保存されている実行の数が 25 を超えている場合、Visual Studio は古い実行を削除するかどうかを確認するダイアログ ボックスを表示します。[キャンセル] をクリックすると、保存されている実行は削除されず、テストは実行されません。[OK] をクリックすると、Visual Studio は実行を 4 つだけ残して古い方から削除します。現在のテストの実行が保存され、25 個目の実行になると、再びこのソリューションに設定されたテストの実行の最大数に達します。
メモ : テストの実行の最大数に達した場合、Visual Studio は、テストの実行のテスト結果だけでなく、そのテストの実行のために配置されたファイルも削除します。ハード ディスクから削除された結果は、メモリからもクリアされます。
保存されるテストの実行の数を制限するには
Visual Studio で、[ツール] メニューの [オプション] をクリックします。
[オプション] ダイアログ ボックスが表示されます。
[テスト ツール] を展開し、[テストの実行] をクリックします。
[テスト結果の管理] で、保存するテストの実行の数を選択します。
[OK] をクリックします。