方法 : インストルメンテーションで小規模関数を除外する、または含める
更新 : 2007 年 11 月
プロファイリング ツールは、既定で、インストルメンテーションから小規模関数を除外します。小規模関数は、他の関数の呼び出しを行わない、短い関数をいいます。小規模関数を除外すると、インストルメンテーション オーバーヘッドが軽減するため、インストルメンテーションの速度が向上します。また、パフォーマンス プロファイリング データ ファイル (.vsp) のサイズが小さくなり、分析に要する時間も短くなります。さらに、その親関数の排他時間と包括時間に対して、小規模関数が占める時間も除外されます。次に、インストルメンテーションに対して小規模関数を含めたり除外したりする手順について説明します。
インストルメンテーションに対して、小規模関数を除外する、または含めるには
パフォーマンス エクスプローラで、[パフォーマンス セッション] をクリックし、右クリックして [プロパティ] を選択します。
[プロパティ ページ] ダイアログ ボックスが表示されます。
[プロパティ ページ] で、[インストルメンテーション] プロパティをクリックします。
インストルメンテーションに含まれている小規模関数を除外するには、[小さい関数をインストルメンテーションから除外] をオンにします。これは、既定の設定です。
または
インストルメンテーションに小規模関数を含めるには、[小さい関数をインストルメンテーションから除外] をオフにします。
[OK] をクリックします。