.NET Compact Framework Version 2.0 SP2 の新機能
更新 : 2007 年 11 月
.NET Compact Framework version 2.0 SP2 では .NET Compact Framework 2.0 SP1 の機能が拡張され、リモート パフォーマンス モニタに新しいヒープ ダンプ ユーティリティがプラグインされました。次のセクションでは、この新しいユーティリティについて説明します。
CAB ファイルをインストールすることにより、.NET Compact Framework 2.0 SP2 を RAM にインストールできます。この Service Pack を入手するには、「.NET Compact Framework ダウンロード」ページを参照してください。
メモ : |
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CAB ファイルを使用して .NET Compact Framework のバージョンをインストールする場合は、ROM に格納されているバージョンよりも新しいバージョンをインストールする必要があります。 |
.NET Compact Framework を、Windows Embedded CE を搭載したデバイスの ROM にインストールするには、Windows Embedded CE Updates Web サイトから Platform Builder の適切な月次更新を入手する必要があります。サポートされているプラットフォームと ROM にプレインストールされているバージョンの詳細については、「.NET Compact Framework でサポートされるデバイスとプラットフォーム」を参照してください。
ヒープ ダンプ ユーティリティ
新しいヒープ ダンプ ユーティリティを使用すると、リモート パフォーマンス モニタの実行中にヒープ ダンプを表示できます。ヒープ ダンプを表示して、ガベージ コレクタのヒープの統計情報、ヒープ内のオブジェクトのルート、ヒープ内のオブジェクトのオブジェクト参照などの情報を検索できます。この情報は、アプリケーション内でのメモリ リークを追跡するのに役立ちます。
メモ : |
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.NET Compact Framework 2.0 SP2 では、ヒープ ダンプ ユーティリティは .NET Compact Framework .msi ファイルに含まれています。それ以降のバージョンでは、ヒープ ダンプ ユーティリティおよびそれに関連するドキュメントは Power Toys for .NET Compact Framework に含まれています。詳しくは、「Power Toys for .NET Compact Framework」を参照してください。 |