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Version プロパティ (起動条件)

更新 : 2007 年 11 月

アプリケーションをインストールする前にターゲット コンピュータに実装されている必要のある .NET Framework 再頒布可能コンポーネントのバージョン番号を指定します。

Bb310864.alert_note(ja-jp,VS.90).gifメモ :

このプロパティを、インストーラまたはマージ モジュールのバージョンを指定する Version プロパティ (Windows インストーラ) と混同しないようにしてください。

解説

セットアップ プロジェクト内の .NET Framework 起動条件プロパティ Version は、インストーラを使ってアプリケーションをインストールする前に、ターゲット コンピュータに実装されている必要のある .NET Framework の正確なバージョンを指定します。Version プロパティを使用して、次のバージョンの .NET Framework ランタイムを指定できます。

Version プロパティの値

.NET Framework の短いバージョン

1.0.3705

1.0

1.1.4322

1.1

2.0.50727

2.0

3.0.4506

3.0

3.5.XXXX

3.5

Bb310864.alert_note(ja-jp,VS.90).gifメモ :

現時点で、.NET Framework 3.5 ランタイムの最終バージョンは未定です。

Bb310864.alert_note(ja-jp,VS.90).gifメモ :

以前のバージョンの Visual Studio で作成されたプロジェクトを Visual Studio 2008 で開いた場合、プロジェクト内の .NET Framework 起動条件の Version プロパティは現在のバージョンに変更されます。Version プロパティを適切な値に戻す必要があります (たとえば Visual Studio 2003 は 1.1.4322、Visual Studio 2005 は 2.0.50727)。

参照

概念

.NET Framework 起動条件

複数のバージョンの .NET Framework の使用

参照

Windows インストーラの配置プロパティ

AllowLaterVersions プロパティ (起動条件)

SupportedRuntimes プロパティ