DFX_DateTime
更新 : 2007 年 11 月
CDaoRecordset オブジェクトのフィールド データ メンバとデータ ソースのレコードの列との間で、時刻と日付のデータを転送します。
void AFXAPI DFX_DateTime(
CDaoFieldExchange* pFX,
LPCTSTR szName,
COleDateTime& value,
DWORD dwBindOptions = AFX_DAO_ENABLE_FIELD_CACHE
);
パラメータ
pFX
CDaoFieldExchange クラスのオブジェクトへのポインタ。このオブジェクトは、関数の各呼び出しのコンテキストを定義する情報を保持します。szName
データ列の名前。value
指定されたデータ メンバに格納される値。この値は転送されます。関数は、COleDateTime オブジェクトへの参照を取得します。レコードセットからデータ ソースへの転送では、指定されたデータ メンバからこの値を取り出します。データ ソースからレコードセットへの転送では、指定されたデータ メンバに値が格納されます。dwBindOptions
変更されたレコードセット フィールドを検出するために、MFC のダブル バッファ機構を利用するかどうかを指定するオプションです。既定の AFX_DAO_ENABLE_FIELD_CACHE では、ダブル バッファを使います。もう 1 つの使用可能な値は AFX_DAO_DISABLE_FIELD_CACHE です。この値を指定すると、MFC はこのフィールドをチェックしません。ユーザー自身が SetFieldDirty と SetFieldNull を呼び出す必要があります。メモ : CDaoRecordset::m_bCheckCacheForDirtyFields を設定することにより、すべてのフィールドでデータが既定でダブル バッファリングされるかどうかを制御できます。
解説
データは、DAO の DAO_DATE 型とレコードセットの COleDateTime 型の間に割り当てられます。
メモ : |
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DAO クラスでは、この転送のために、CTime と TIMESTAMP_STRUCT を COleDateTime に置き換えます。ODBC ベースのデータ アクセス クラスでは、まだ CTime と TIMESTAMP_STRUCT を使います。 |
使用例
「DFX_Text」を参照してください。
必要条件
ヘッダー : afxdao.h