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[コントロール名] (MFC ActiveX コントロール ウィザード)

更新 : 2007 年 11 月

作成するコントロールに対してコントロール クラスとプロパティ ページ クラスのクラス名、タイプ名、およびタイプ ID を指定します。[短い名前] 以外のすべてのフィールドは個別に編集できます。[短い名前] のテキストを変更すると、このページにある他のすべてのフィールドの名前に変更内容が反映されます。コントロールの作成時に簡単に識別できるように、すべての名前がこの方法で付けられています。

  • [短い名前]
    コントロールの省略名を指定します。既定では、この名前は [新しいプロジェクト] ダイアログ ボックスで指定したプロジェクト名によって決まります。個別にフィールドを変更しない限り、指定した名前に基づいてクラス名、タイプ名、およびタイプ ID が決まります。

  • [コントロール クラス名]
    既定のコントロール クラス名は、短い形式の名前に基づき、先頭に C、末尾に Ctrl が付きます。たとえば、コントロールの短い形式の名前が Price の場合、コントロール クラスの名前は CPriceCtrl です。

  • [コントロール .h ファイル]
    既定のヘッダー ファイル名は、短い形式の名前に基づき、末尾に Ctrl が付きます。また、拡張子 .h も付きます。たとえば、コントロールの短い形式の名前が Price の場合、ヘッダー ファイルの名前は PriceCtrl.h です。このフィールドの名前は、コントロール クラス名と一致する必要があります。

  • [コントロール .cpp ファイル]
    既定のヘッダー ファイル名は、短い形式の名前に基づき、末尾に Ctrl が付きます。また、拡張子 .cpp も付きます。たとえば、コントロールの短い形式の名前が Price の場合、ヘッダー ファイルの名前は PriceCtrl.cpp です。このフィールドの名前は、ヘッダー名と一致する必要があります。

  • [コントロールのタイプ名]
    既定のコントロールのタイプ名は、短い形式の名前に基づき、末尾に Control が付きます。たとえば、コントロールの短い形式の名前が Price の場合、コントロール クラスのタイプ名は Price Control です。このフィールドの値を変更する場合は、名前に継承が示されていることを確認してください。

  • [コントロールのタイプ ID]
    コントロール クラスのコントロール タイプ ID を設定します。コントロールをプロジェクトに追加すると、この文字列はレジストリに書き込まれます。コンテナ アプリケーションは、この文字列を使用してコントロールのインスタンスを作成します。

    既定のコントロールのタイプ ID は、[新しいプロジェクト] ダイアログ ボックスで指定したプロジェクト名と、短い形式の名前によって決まります。このフィールドの名前は、タイプ名と同じであることが必要です。

    既定のコントロールのタイプ ID は次のとおりです。

    ProjectName.ShortNameCtrl.1

    このダイアログ ボックスで短い形式の名前を変更すると、コントロールのタイプ ID は次のようになります。

    ProjectName.NewShortNameCtrl.1

  • [プロパティ ページ クラス名]
    既定のプロパティ ページ クラス名は、短い形式の名前に基づき、先頭に C、末尾に PropPage が付きます。たとえば、コントロールの短い形式の名前が Price の場合、プロパティ ページ クラス名は CPricePropPage です。このフィールドの名前は、末尾に PropPage を付けたコントロール クラス名と同じであることが必要です。

  • [プロパティ ページ .h ファイル]
    既定のプロパティ ページのヘッダー ファイル名は、短い形式の名前に基づき、末尾に PropPage が付きます。また、拡張子 .h も付きます。たとえば、コントロールの短い形式の名前が Price の場合、プロパティ ページのヘッダー ファイルの名前は PricePropPage.h です。この名前は、クラス名と同じである必要があります。

  • [プロパティ ページ .cpp ファイル]
    既定のプロパティ ページの実装ファイル名は、短い形式の名前に基づき、末尾に PropPage が付きます。また、拡張子 .cpp も付きます。たとえば、コントロールの短い形式の名前が Price の場合、プロパティ ページのヘッダー ファイルの名前は PricePropPage.cpp です。この名前は、ヘッダー ファイル名と同じである必要があります。

  • [プロパティ ページのタイプ名]
    既定のプロパティ ページのタイプ名は、短い形式の名前に基づき、末尾に Property Page が付きます。たとえば、コントロールの短い形式の名前が Price の場合、プロパティ ページのタイプ名は Price Property Page です。このフィールドの値を変更する場合は、名前にコントロール クラスが示されていることを確認してください。

  • [プロパティ ページのタイプ ID]
    プロパティ ページ クラスの ID を設定します。コントロールがプロジェクトに適用されると、この文字列がレジストリに書き込まれます。コンテナ アプリケーションは、この文字列を使用してコントロールのプロパティ ページのインスタンスを作成します。

    既定のプロパティ ページのタイプ ID は、[新しいプロジェクト] ダイアログ ボックスで指定したプロジェクト名と、短い形式の名前によって決まります。このフィールドの名前は、タイプ名と同じであることが必要です。

    既定のプロパティ ページのタイプ ID は次のとおりです。

    ProjectName.ShortNamePropPage.1

    このダイアログ ボックスで短い形式の名前を変更すると、プロパティ ページのタイプ ID は次のようになります。

    ProjectName.NewShortNamePropPage.1

参照

概念

Visual C++ プロジェクトに対して作成されるファイルの種類

参照

MFC ActiveX コントロール ウィザード

[アプリケーションの設定] (MFC ActiveX コントロール ウィザード)

[コントロールの設定] (MFC ActiveX コントロール ウィザード)