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CRect::UnionRect

更新 : 2007 年 11 月

2 つの四角形の交差部分に相当する寸法を持つ CRect を作成します。

BOOL UnionRect( 
   LPCRECT lpRect1, 
   LPCRECT lpRect2  
) throw( );

パラメータ

  • lpRect1
    1 つめの元の四角形を表す RECT または CRect へのポインタ。

  • lpRect2
    2 つめの元の四角形を表す RECT または CRect へのポインタ。

戻り値

交差部分が空でない場合は 0 以外の値を返します。交差部分が空の場合は 0 を返します。

解説

交差部分とは、両方の四角形をともに含んでいる最小の四角形のことです。

Windows は、空の四角形、つまり、四角形が幅も高さも持たない場合はその寸法を無視します。

a33kexdw.alert_note(ja-jp,VS.90).gifメモ :

両方の四角形が正規化されていない場合、この関数は失敗することがあります。この関数を呼び出す前に NormalizeRect を呼び出して四角形を正規化することもできます。

使用例

CRect   rect1(100,   0, 200, 300);
CRect   rect2(0, 100, 300, 200);
CRect   rect3;

rect3.UnionRect(&rect1, &rect2);

CRect   rectResult(0, 0, 300, 300);
ASSERT(rectResult == rect3);   

必要条件

ヘッダー : atltypes.h

参照

参照

CRect クラス

階層図

CRect::operator |=

CRect::operator |

CRect::IntersectRect

CRect::SubtractRect

CRect::NormalizeRect

UnionRect

その他の技術情報

CRect のメンバ