方法 : コード間またはテキスト間を移動する
更新 : 2007 年 11 月
コード エディタでは、マウスや移動キーを使ったさまざまな方法でテキスト間またはコード間を移動できます。
方向キーを使用して一度に 1 文字ずつ移動するか、Ctrl キーを押しながら方向キーを押して一度に 1 単語ずつ移動します。方向キーを押して一度に 1 行ずつ移動することもできます。
目的の位置をマウスでクリックします。
スクロール バーを使用するか、マウスのスクロール ボールを使用して、テキスト間を移動します。
Home、End、PageUp、PageDown の各キーを使用します。
Ctrl キーを押しながら PageUp キーまたは PageDown キーを押し、それぞれウィンドウの最上部または最下部にカーソルを移動します。
Ctrl キーを押しながら↑キーまたは↓キーを押し、カーソルを移動せずにビューをスクロールします。
アクティブ ドキュメントにおいて、挿入ポインタを直前の位置に移動するには [戻る] ボタンを、最近使用した位置に戻るには [次に進む] ボタンを使用します。
[インクリメンタル検索]、[指定行へのジャンプ]、[定義へ移動]、[ドキュメントの先頭]、[文書の最後]、[貼り付け]、[ファイルの挿入] を使用すると、挿入ポインタをアクティブ ドキュメント内の離れた場所に移動できます。[戻る] ボタンおよび [次に進む] ボタンでは、挿入ポインタの位置を 20 個まで保持できます。
次のセクションでは、特定のセクションおよびコード行に移動するためのその他の方法について説明します。
[ナビゲーション バー]
[ブックマーク] ウィンドウのブックマーク
タスク一覧内のコメント タスク
インクリメンタル検索
[指定行へのジャンプ]コマンド
[定義へ移動]コマンド
ナビゲーション バーによる移動
ナビゲーション バーには 2 つのコンボ ボックスがあり、どちらもコード エディタの上部に表示されます。ナビゲーション バーを使用すると、特定のクラス/型またはその中のプロシージャ/メンバに直接移動できます。すべてのプロジェクトにナビゲーション バーがあるわけではありません。
メモ : |
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ナビゲーション バーの 2 つのコンボ ボックスの名前は、プロジェクトの種類によって異なります。たとえば、Visual Basic プロジェクトのボックスの名前は、[クラス名] と [メソッド名] です。C# プロジェクトのボックスの名前は、[型] と [メンバ] です。 |
コード エディタからナビゲーション バーにフォーカスを移動するには
- Ctrl キーを押しながら F2 キーを押します (ショートカット キー)。
ナビゲーション バーからコード エディタにフォーカスを戻すには
- Esc キーを押します。
ナビゲーション バーの 2 つのコンボ ボックス間でフォーカスを切り替えるには
- Tab キーを押します。
フォーカスのあるナビゲーション バーの項目を選択し IDE に戻るには
- Enter キーを押します。
クラスまたは型に移動するには
- ドキュメントの左上隅にある [クラス名] ボックスまたは [型]ボックスの一覧で、名前をクリックします。
クラスのプロシージャに直接移動するには
- ドキュメントの右上隅にある [メソッド名] ボックスまたは [メンバ]ボックスの一覧で、プロシージャをクリックします。
ブックマークを使用した移動
別の場所でドキュメントを編集してから現在の場所に戻るには、[ブックマーク] ウィンドウ にブックマークを追加します。
ブックマークを追加するには
エディタ内で、後で戻る行を選択します。
[ブックマーク] ウィンドウで [ブックマークの設定/解除] をクリックします。
ブックマーク シンボル
がエディタの左端の余白に表示され、その行にブックマークが設定されたことがわかります。
ブックマークのオンとオフを切り替えるには、Ctrl + K キーを押します。
アクティブ ドキュメントに設定されているブックマーク間を移動するには
[ブックマーク] ウィンドウで [次のブックマーク]
または [前のブックマーク] をクリックします。
または
Ctrl + K キーを押してから Ctrl + N キーを押して次のブックマークに移動するか、Ctrl + K キーを押してから Ctrl + P キーを押して前のブックマークに移動します。
ヒント : 元の場所に戻るには、[戻る] や [次に進む] を使用する方法もあります。
ドキュメントからすべてのブックマークを削除するには
[ブックマーク] ウィンドウで [ブックマークをクリア] をクリックします。
または
Ctrl キーを押しながら K キーを押し、次に Ctrl キーを押しながら L キーを押すと、アクティブ ドキュメントからブックマークがすべて削除されます。
メモ : 単一のブックマークを削除するには、目的のブックマークを右クリックし、[ブックマークの設定/解除] をクリックするか、ブックマークが削除されるまで Ctrl + K キーを繰り返し押します。
コメント タスクを使用したナビゲーション
コメント タスクをコード中に作成し、戻りたい位置に印を付けておくことで、タスク一覧からこの位置に直接移動できます。
コメント タスクを作成して使用するには
コードにコメントを追加します。コメントの先頭には、開発言語に応じたコメント マーカーに続けて、コメント トークンを入力します。たとえば、Visual Basic の場合は、コメントを次のように入力します。
'TODO: Complete this routine.
このタスクが、[タスク一覧] の [コメント] リストに自動的に追加されます。
ドキュメントでの作業を続けます。
[タスク一覧] ツール バーにある表示ボックスの一覧の [コメント] を選択します。
アクティブ ドキュメントのコードに存在するすべてのコメントが表示されます。
コメント タスクをクリックすると、コード内の該当位置にジャンプします。
詳細については、「タスク一覧 (Visual Studio)」を参照してください。
インクリメンタル検索
インクリメンタル検索では、検索文字列を入力すると、現在のドキュメントにある検索文字列の場所に直接移動できます。
インクリメンタル検索を使用して移動するには
[編集] メニューの [詳細] を選択し、[インクリメンタル検索] を選択します。
検索対象の文字列の入力を開始します。
文字を追加するごとに、現在のドキュメントで見つかった最初の一致項目がエディタで強調表示されます。
[指定行へのジャンプ] コマンド
挿入ポインタを特定の行番号に移動させるには、[指定行へのジャンプ] コマンドを使用します。
特定の行番号にジャンプするには
[全般] ([オプション] ダイアログ ボックス - [テキスト エディタ] - [すべての言語])で、[行番号] オプションを選択します。
エディタでドキュメントを開いた状態で、[編集] メニューの [指定行へのジャンプ] を選択します。
表示する行番号を入力します。
[定義へ移動] コマンド
[定義へ移動] を使用すると、メソッド呼び出しまたは変数定義のプロシージャに移動できます。たとえば、MyProc() というプロシージャが定義されているとき、後で自分のコードから MyProc() を呼び出す場合は、[定義へ移動] を使用してこのメソッドのプロシージャに直接移動できます。
呼び出し先のプロシージャまたは変数の定義に移動するには
プロシージャまたは変数の呼び出し箇所を選択します。
F12 キーを押します。
プロシージャまたは変数の定義にジャンプします。呼び出し元に戻るには、[戻る] ボタンを押します。
定義がプロジェクトの外部に存在する場合は、その呼び出し先がオブジェクト ブラウザに表示されます。詳細については、「コードとコンポーネントの参照」を参照してください。