方法 : サーバー エクスプローラから項目を追加する
更新 : 2007 年 11 月
サーバー エクスプローラ から Visual Studio のデザイナに特定のリソースをドラッグすると、選択したリソースを参照する新しいコンポーネントが、統合開発環境 (IDE: Integrated Development Environment) によって自動的に作成されます。たとえば、サーバー エクスプローラ から Windows プロジェクトにメッセージ キューをドラッグすると、そのキューを参照するように設定された MessageQueue コンポーネントが自動的に作成されます。この新しいコンポーネントを使用すると、キューのデータにアクセスしてそのデータを操作するコードを記述できます。
新しいコンポーネントの作成
サーバー エクスプローラを使って新しいコンポーネントを作成するには
デザイナで、コンポーネントを追加するプロジェクト、フォーム、またはクラスを開きます。
サーバー エクスプローラ で、使用する項目を選択します。
サーバー エクスプローラ からデザイナ画面に項目をドラッグするか、項目を右クリックして [デザイナに追加] をクリックします。
サーバー エクスプローラからドラッグできる項目とドラッグできない項目
次の表は、サーバー エクスプローラ からドラッグできる項目の一覧です。この表には、各項目を Visual Studio のプロジェクト、フォーム、およびクラス デザイナに配置した場合に作成されるコンポーネントも記されています。
ノードの種類 |
ドラッグできる項目 |
結果 |
|---|---|---|
[サーバー] |
イベント ログのカテゴリ、メッセージ キュー、パフォーマンス カウンタ、およびサービス |
詳細については、「方法 : サーバー エクスプローラで新しいサーバーを追加する」および「サーバー エクスプローラまたはデータベース エクスプローラのデータ接続」を参照してください。 |
[イベント ログ] |
イベント ログのカテゴリ |
選択したカテゴリを指す EventLog コンポーネントが表示されます。詳細については、「アプリケーション、サーバー、およびセキュリティ イベントのログの記録」を参照してください。 |
[メッセージ キュー] |
各メッセージ キュー |
選択したキューを指す MessageQueue コンポーネントが表示されます。詳細については、「メッセージング コンポーネントの使用」を参照してください。 |
[パフォーマンス カウンタ] |
各カウンタおよびインスタンス |
選択したカウンタ (およびインスタンス) を指す PerformanceCounter コンポーネントが表示されます。詳細については、「パフォーマンスしきい値の監視の概要」を参照してください。 |
[サービス] |
各サービス |
選択したサービスとやり取りするように設定された ServiceController コンポーネントが表示されます。詳細については、「既存サービスとの通信の概要」を参照してください。 |
サーバー エクスプローラ からデータ項目をドラッグすることはできません。データ コンポーネントの作成の詳細については、「Visual Studio でのデータへの接続の概要」、「データ ソース構成ウィザード」、または「[データ ソース] ウィンドウ」を参照してください。
この他に、ツールボックス の項目をドラッグして空のコンポーネントを作成することもできます。
ツールボックスを使って新しいデータ コンポーネントを作成するには
ツールボックス で目的のコンポーネントを選択します。
選択したコンポーネントをプロジェクト、フォーム、またはクラスにドラッグします。
コンポーネントの空のインスタンスが新しく作成されます。
[プロパティ] ウィンドウまたはプログラミング コードで、作成された新しいコンポーネントのプロパティを設定します。
参照
処理手順
方法 : サーバー エクスプローラで新しいサーバーを追加する
概念
サーバー エクスプローラまたはデータベース エクスプローラにおけるユーザー資格情報とデータ ソースへのアクセス
Visual Studio を使用したデータ アプリケーションの作成
参照
サーバー エクスプローラまたはデータベース エクスプローラのデータ接続
サーバー エクスプローラまたはデータベース エクスプローラのデータ接続