CRichEditCtrl クラス
更新 : 2007 年 11 月
リッチ エディット コントロールの機能が用意されています。
class CRichEditCtrl : public CWnd
解説
"リッチ エディット コントロール" は、ユーザーがテキストを入力し、編集できるウィンドウです。テキストには文字と段落の書式を割り当てることができ、OLE オブジェクトを埋め込むこともできます。リッチ エディット コントロールは、テキストの書式化を行うプログラミング インターフェイスを提供します。ただし、ユーザーが書式化操作を行うためのユーザー インターフェイス コンポーネントは、アプリケーションで実装する必要があります。
この Windows コモン コントロール (および、CRichEditCtrl クラス) は、Windows 95/98 および Windows NT 3.51 以降の環境で実行されているプログラムでだけ利用できます。CRichEditCtrl クラスがサポートするのは、Windows SDK リッチ エディット コントロールの Version 2.0 および 3.0 です。
注意 : |
---|
ダイアログ ボックスでリッチ エディット コントロールを使用している場合は (アプリケーションが SDI、MDI、ダイアログのどれがベースかにかかわらず)、ダイアログ ボックスの表示前に AfxInitRichEdit を 1 回呼び出す必要があります。通常、この関数は、プログラムの InitInstance メンバ関数で呼び出します。この関数は、ダイアログ ボックスを最初に表示するときだけ呼び出します。ダイアログ ボックスを表示するたびに呼び出す必要はありません。CRichEditView を操作するときは、AfxInitRichEdit を呼び出す必要はありません。 |
CRichEditCtrl の使い方の詳細については、次を参照してください。
サポート技術情報の「INFO: SetCaretPos() Is Not Appropriate with CEdit or CRichEditCtrl Controls (Q259949)」
MFC アプリケーションでリッチ エディット コントロールを使った例については、「WORDPAD」サンプル アプリケーションを参照してください。
必要条件
ヘッダー : afxcmn.h
参照
処理手順
WORDPAD サンプル : Windows アプリケーション