ATL サービス
更新 : 2007 年 11 月
サービスで動作する ATL COM オブジェクトを作成するには、ATL プロジェクト ウィザードでサーバー オプションの一覧の [サービス (EXE)] を選択します。これを選択すると、ウィザードが CAtlServiceModuleT の派生クラスを作成してサービスを実装します。
ATL COM オブジェクトをサービスとしてビルドすると、ローカル サーバーとしてだけ登録され、コントロール パネルのサービスの一覧には表示されません。これは、サービスをサービスとしてデバッグするよりも、ローカル サーバーとしてデバッグする方が簡単であるためです。サービスとしてインストールするには、コマンド プロンプトで次のコマンドを実行します。
YourEXE.exe /Service
アンインストールするには、次を実行します。
YourEXE.exe /UnregServer
最初の 4 トピックでは、CAtlServiceModuleT メンバ関数の実行時に行われるアクションについて説明します。トピックは、通常の関数呼び出しと同じ順序になっています。これらのトピックの理解を深めるために、ATL プロジェクト ウィザードで生成されるソース コードを参照することをお勧めします。最初の 4 トピックは次のとおりです。
後半の 3 トピックでは、サービスの開発に関する考え方について説明します。
ATL サービスのレジストリ エントリ
ATL サービスのデバッグのヒント