IPropertyPage2Impl クラス
更新 : 2007 年 11 月
このクラスは、IUnknown を実装し、IPropertyPageImpl の既定の実装を継承します。
template< class T >
class IPropertyPage2Impl : public IPropertyPageImpl< T >
パラメータ
- T
IPropertyPage2Impl の派生クラス。
解説
IPropertyPage2 インターフェイスは、EditProperty メソッドを追加することによって IPropertyPage を拡張します。EditProperty メソッドを使うと、プロパティ ページ オブジェクト内の特定のプロパティをクライアントから選択できるようになります。
IPropertyPage2Impl クラスは、IPropertyPage2::EditProperty の E_NOTIMPL を返すだけです。ただし、IPropertyPage2Impl クラスは、IPropertyPageImpl の既定の実装を継承します。また、デバッグ ビルドの中でダンプ デバイスに情報を送って、IUnknown を実装します。
プロパティ ページを作成するときのクラスは、通常、IPropertyPageImpl の派生クラスとして作成します。IPropertyPage2 もサポートするようにするには、クラス定義を変更し、EditProperty メソッドをオーバーライドします。
関連トピック ATL チュートリアル、ATL プロジェクトの作成
必要条件
ヘッダー : atlctl.h