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CDataSource::OpenFromInitializationString

更新 : 2007 年 11 月

ユーザーが入力した初期化文字列で指定されるデータ ソースを開きます。

HRESULT OpenFromInitializationString( 
   LPCOLESTR szInitializationString, 
   bool fPromptForInfo = false  
) throw( );

パラメータ

  • szInitializationString
    [入力] 初期化文字列。

  • fPromptForInfo
    [入力] この引数に true を指定すると、OpenFromInitializationStringDBPROP_INIT_PROMPT プロパティを DBPROMPT_COMPLETEREQUIRED に設定します。この結果、必要な情報がある場合にだけ、ユーザーに入力を要求するようになります。これは、初期化文字列がパスワードを必要とするデータベースを指定しているのに、初期化文字列内にパスワードが入っていない場合に便利です。ユーザーは、データベースに接続しようとしたときにパスワード (または、その他の見つからない情報) の入力を求められます。

    既定値は false です。この場合、ユーザー入力が要求されることはありません。DBPROP_INIT_PROMPTDBPROMPT_NOPROMPT に設定されます。

戻り値

標準の HRESULT を返します。

解説

このメソッドは、oledb32.dll 内のサービス コンポーネントを使ってデータ ソース オブジェクトを開きます。この DLL には、リソース プール、自動トランザクション参加などのサービス コンポーネント機能の実装が含まれています。詳細については、『OLE DB Programmer's Reference』(https://msdn.microsoft.com/library/default.asp?url=/library/en-us/oledb/htm/oledbole_db_services.asp?frame=true) の「OLE DB Services」を参照してください。

必要条件

ヘッダー : atldbcli.h

参照

参照

CDataSource クラス

その他の技術情報

CDataSource のメンバ