FontDialog コンポーネントの概要 (Windows フォーム)
更新 : 2007 年 11 月
Windows フォームの FontDialog コンポーネントは、定義済みダイアログ ボックスです。このダイアログ ボックスは、現在システムにインストールされているフォントを表示するための、Windows の標準の [フォント] ダイアログ ボックスです。このコントロールは、独自のダイアログ ボックスを使用せずにフォント設定を行うための簡易ソリューションとして、Windows ベースのアプリケーションの中で使用します。
既定でこのダイアログ ボックスに表示されるのは、フォント、フォント スタイル、およびサイズを選択するリスト ボックス、取り消し線や下線など、文字飾りを指定するチェック ボックス、書体の種類 (スクリプト) を指定するドロップダウン リスト、およびフォントの表示例です。[書体の種類] ボックスを使用すると、指定されたフォントで利用できる他の文字セットを指定できます。たとえば、このドロップダウン リストで、"ヘブライ語" や "日本語" などを選択できます。フォントのダイアログ ボックスを表示するには、ShowDialog メソッドを呼び出します。
主要なプロパティ
このコンポーネントには、外観を設定するための多数のプロパティがあります。このダイアログ ボックスの選択項目を設定するのは、Font プロパティと Color プロパティです。Font プロパティは、フォント、スタイル、サイズ、書体の種類 (スクリプト)、および文字飾りを設定します。たとえば、 Arial, 10pt, style=Italic, Strikeout と指定します。