[エンコード] ダイアログ ボックス
更新 : 2007 年 11 月
[エンコード] ダイアログ ボックスを使用すると、次のアクションを実行できます。
既存のファイル (.xml、.htm、.asp、.aspx など) のうち、不適切なタグが設定されているもの、文字セット属性が不足しているもの、または Visual Studio で検出できないエンコードが含まれているものを開きます。
Visual Studio エディタで作成または変更されたファイルの文字セットを変更します。
ファイルが開くときに適用する言語エンコーディング方式を指定します。ファイルが Unicode エンコーディングで保存されていない場合は、システム既定のロケールによって決定されるシステム既定のコードページが使用されます。たとえば、システム既定のロケールが英語の場合、エンコーディングには、西ヨーロッパ言語グループのエンコーディングであるコードページ 1252 が使用されます。
実行するタスクに応じて、[エンコード] ダイアログ ボックスはさまざまな方法で開くことができます。詳細については、「方法 : エンコーディングでファイルを管理する」を参照してください。
ダウンロードした HTML ファイルを開くと、Visual Studio 2008 は http メタ タグで定義されている charset (文字セット) パラメータを検出します。Visual Studio 2008 はその情報を使用して、ドキュメントを Unicode に変換します。ただし、多くの HTML ページでは、このオプションの charset 属性がマークアップに含まれていません。開こうとするファイルに charset の属性が含まれていない場合、または属性の定義が不正な場合は、そのファイルが作成されたコンピュータの既定のエンコーディングと異なるエンコーディングを使用すると、ファイルの文字が正しく表示されません。
ダウンロードしたファイルの作成者が使用した文字セットがわかっている場合は、[エンコード] ダイアログ ボックスでその文字セットを指定できます。HTML ファイルで使用されているネイティブ文字セットが通知されると、Visual Studio 2008 は使用しているコンピュータで読み取り可能な形式にファイルを変換します。HTML ファイルの文字セットを変更する方法の詳細については、「HTML の [DOCUMENT] プロパティ ([プロパティ] ウィンドウ)」を参照してください。
[エンコーディング]
この一覧を使用して、エンコーディング方式を選択できます。既定では、現在使用されているエンコーディング方式が選択されます。たとえば、英語 (U.S.) の既定の初期設定は Western European (Windows) — Codepage 1252 です。[行の終わり]
この一覧を使用して、ファイルの改行コードの種類を選択できます。次の 4 種類の設定があります。現在の設定
システムの現在の改行コードの設定を使用します。
Windows
CR + LF を使用します。
Macintosh
CR を使用します。
UNIX
LF を使用します。
参照
処理手順
概念
参照
[ファイルを開くアプリケーションの選択] ダイアログ ボックス
HTML の [DOCUMENT] プロパティ ([プロパティ] ウィンドウ)