CFtpConnection::PutFile
更新 : 2007 年 11 月
FTP サーバーにファイルを保存します。
BOOL PutFile(
LPCTSTR pstrLocalFile,
LPCTSTR pstrRemoteFile,
DWORD dwFlags = FTP_TRANSFER_TYPE_BINARY,
DWORD_PTR dwContext = 1
);
パラメータ
pstrLocalFile
ローカル システムから送信するファイルの名前が入っている文字列へのポインタ。pstrRemoteFile
FTP サーバー上に作成するファイルの名前が入っている文字列へのポインタ。dwFlags
ファイルの転送方法を指定します。OpenFile で説明されている FTP_TRANSFER_* 定数のいずれかを指定できます。dwContext
ファイルを指定するコンテキスト ID。dwContextの詳細については、「解説」を参照してください。
戻り値
正常終了した場合は 0 以外を返します。それ以外の場合は 0 を返します。呼び出しに失敗した場合は、Win32 の関数 GetLastError を呼び出してエラーの原因を調査できます。
解説
PutFile は、FTP サーバーへのファイルの保存に関連するすべての操作を処理する高水準ルーチンです。データを送信するだけのアプリケーション、またはファイル転送において細かい制御が必要なアプリケーションでは、OpenFile と CInternetFile::Write を使用してください。
コンテキスト ID に独自の値を設定するには、dwContext の既定値をオーバーライドします。コンテキスト ID は、CInternetSession オブジェクトで作成された CFtpConnection オブジェクトによるこの処理に関連付けられています。値は CInternetSession::OnStatusCallback に返され、指定された操作のステータスを提供します。コンテキスト ID の詳細については、「WinInet の基礎」を参照してください。
必要条件
ヘッダー : afxinet.h