フォームのタスク (Visual Basic 6.0 ユーザー向け)
更新 : 2007 年 11 月
Windows フォームと Visual Basic 6.0 フォームには、さまざまな違いがあります。フォームを使用して実行できる作業およびその手順は、次の表のとおりです。既存の Visual Basic 6.0 フォームのプロジェクトを Windows フォーム対応の新規の .NET Framework モデルに変換する場合は、この一覧を参照してください。
作業 |
Visual Basic 6.0 フォーム |
Windows フォーム |
---|---|---|
フォームのすべてのコントロールのタブ インデックスを設定します。 |
フォーム上の各コントロールを選択し、TabIndex プロパティをフォーム内の次のタブ オーダー番号に設定します。 |
[表示] メニューの [タブ オーダー] をクリックします。フォームの各コントロールの横に、コントロールの TabIndex プロパティの設定を示す数値が表示されます。目的のタブ オーダーに従って、各コントロールをクリックします。詳細については、「方法 : Windows フォーム上のタブ オーダーを設定する」を参照してください。 |
キーボードとマウスのイベント中に押す修飾子キー (Alt、Shift、Ctrl) を決定します。 |
マウス イベント ハンドラで指定されたパラメータを使用します。 |
フォームのクラスの ModifierKeys メソッドを Keys 列挙値内の修飾子キーの値と比較します。詳細については、「方法 : どの修飾子キーが押されたかを判断する」を参照してください。 |
基準となるコントロールの位置とサイズに合わせて、複数のコントロールを配置またはサイズ変更します。 |
配置またはサイズ変更するコントロールをそれぞれクリックします。最後に選択したコントロールが、その他のコントロールの位置とサイズを決定する基準となります。 |
配置またはサイズ変更するコントロールをそれぞれクリックします。最初に選択したコントロールが、その他のコントロールの位置とサイズを決定する基準となります。詳細については、「方法 : Windows フォーム上の複数のコントロールを配置する」を参照してください。 |
フォーム名の変更 |
[プロパティ] ウィンドウ内のフォームの Name プロパティで指定されている名前を変更します。 |
ソリューション エクスプローラでフォームのクラス ファイルをクリックし、[プロパティ] ウィンドウで Filename プロパティを変更します。 |
フォームの実行時の表示位置を変更します。 |
[フォーム レイアウト] ウィンドウを使用してフォームを位置設定するか、または [プロパティ] ウィンドウで Startup プロパティを設定します。 |
Windows フォーム デザイナ内でフォームを選択した状態で、[プロパティ] ウィンドウの StartPosition プロパティを設定します。 |
ダイアログ ボックスとしてフォームを表示します。 |
コード内で Show メソッドを使用し、vbModal 値を使用して、モーダルで表示するフォームを指定します。 |
コード内で、フォームの ShowDialog メソッドを使用します。詳細については、「方法 : Windows フォームのダイアログ ボックスを表示する」を参照してください。 |
フォーム上のコントロールをグループ化またはレイヤ化します。 |
Frame コントロール内でコントロールをレイヤ化します。コントロールをグループごと移動するには、グループ化するコントロールをすべて選択します。 |
GroupBox コントロール内にコントロールを配置します。グループ ボックスを移動すると、中のコントロールも同様に移動します。 |
フォーム上で、反復処理でコントロールを作成します。 |
コントロール配列を使用します。 |
Controls コレクションを使用します。詳細については、「Visual Basic におけるコレクション」を参照してください。 |
参照
概念
Form オブジェクト (Visual Basic 6.0 ユーザー向け)
コントロール配列 (Visual Basic 6.0 ユーザー向け)