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Workspaces コマンド

更新 : 2007 年 11 月

システムのワークスペースに関する情報を表示し、Team Foundation サーバーのユーザー名またはコンピュータ名の変更に関するキャッシュ情報を更新します。

必要なアクセス許可

workspaces コマンドを使用するには、[読み取り] のアクセス許可が [許可] に設定されている必要があります。詳細については、「Team Foundation Server のアクセス許可」を参照してください。

tf workspaces [/owner:ownername] [/computer:computername] 
[/server:servername] [/format:(brief|detailed)] 
[/updateUserName:oldUserName] [/updateComputerName:oldComputerName] 
workspacename

tf workspaces /remove:(*|workspace1[,workspace2,...]) 
/server:(*|server)

パラメータ

引数

説明

ownername

/owner オプションに値を指定します。すべてのユーザーが作成したワークスペースを対象にする場合は "*" を指定します。

computername

/computer オプションに値を指定します。すべてのコンピュータのワークスペースを対象にする場合は "*" を指定します。

servername

/server オプションに値を指定します。例: TeamServer2。

workspacename

情報を表示するワークスペースの名前を指定します。workspacename を指定しなければ、サーバーのすべてのワークスペースに関する情報が表示されます。サーバーのすべてのワークスペースに関する情報を表示するために "*" ワイルドカード文字を使用することもできます。

oldUserName

/updateUserName オプションに古いユーザー名を提供します。

oldComputerName

/updateComputerName オプションに古いコンピュータ名を提供します。

オプション

説明

/owner

ワークスペースを作成したユーザーの名前を指定します。所有者を指定しない場合、Team Foundation は、現在のユーザーが所有するワークスペースのみに関する情報を返します。

/computer

サーバーのワークスペースの一覧をフィルタ処理するクライアント コンピュータの名前を指定します。コンピュータを指定しない場合、Team Foundation は、現在のコンピュータのワークスペースのみに関する情報を返します。

/server

指定したワークスペースの一覧をフィルタ処理するめに使用する Team Foundation Server の名前を指定します。servername を指定しない場合、Team Foundation はローカル キャッシュ ファイルを使用するすべての Team Foundation サーバーのワークスペースの情報を返します。

/format

ワークスペース情報の形式を指定します。Brief を指定すると、マッピングを除いたワークスペース情報が返されます。Detailed を指定すると、ワークスペース情報とマッピングが返されます。詳細形式は、/server オプションを指定した場合のみ使用できます。Brief は既定値です。

/updateUserName

ネットワーク ユーザー名が変更されたユーザーの Team Foundation サーバーのセキュリティ ID 情報を更新します。このオプションを指定する場合は、/server オプションを使用してサーバーも指定する必要があります。

/updateComputerName

クライアント コンピュータの名前の変更を反映するために Team Foundation のテーブルを更新するように指示します。このオプションを指定する場合は、/server オプションを使用してサーバーも指定する必要があります。

/remove

クライアントのキャッシュから指定したサーバーの指定したワークスペースのエントリを削除します。

解説

tf コマンド ライン ユーティリティの workspaces コマンドは、現在のコンピュータのワークスペース、指定したユーザーが所有するワークスペース、または特定の Team Foundation Server に関連付けられたすべてのワークスペースに関する情報を表示します。Team Foundation は、各ワークスペースの名前、所有者、コメント、およびコンピュータ名を表示します。詳細情報の出力では、ワークスペース マッピングも表示されます。所有者、コンピュータ、ワークスペース名などのフィルタを提供しない場合、Team Foundation は作成したワークスペースに関する情報のみを表示します。

ワークスペースのプロパティを編集する方法の詳細については、「Workspace コマンド」を参照してください。

tf コマンド ライン ユーティリティの使い方の詳細については、「Tf コマンド ライン ユーティリティのコマンド」を参照してください。

次の例は、現在のコンピュータの現在のユーザーのすべてのワークスペースの一覧を表示します。

c:\projects>tf workspaces

次の例は、teamserver2 サーバーに作成されているすべてのコンピュータのユーザーのワークスペースの一覧を表示します。

c:\projects>tf workspaces /owner:* /computer:* /server:teamserver2.

次の例は、現在のユーザーが teamserver2 サーバーのために作成したすべてのワークスペースの詳細情報を表示します。

c:\projects>tf workspaces /computer:* /format:detailed /server:teamserver2

次の例は、現在のユーザーが所有し、現在のコンピュータにある "WS1" というワークスペースに関するワークスペース マッピングの一覧を含む詳細情報を表示します。

c:\projects>tf workspaces /format:detailed /server:teamserver2 WS1

次の例は、teamserver2 サーバーのキャッシュからすべてのキャッシュされたワークスペースを削除します。

c:\projects>tf workspaces /remove:* /server:teamserver2

参照

処理手順

方法 : マップされたワークスペースを作成する

概念

バージョン管理ワークスペースの使用

参照

コマンド ライン構文 (Team System)

Workspace コマンド

Workfold コマンド

その他の技術情報

Tf コマンド ライン ユーティリティのコマンド